イスラエルのエリ・コーエン外相は9月21日、米国が仲介するイスラエルとサウジアラビア間の枠組み合意が2024年初頭までに実現する可能性があると述べた。
イスラエルとサウジアラビアの関係正常化に向けた米国の仲介による合意は、来年完了する見込みだ。(出典:メディアライン) |
コーエン外相はイスラエル軍ラジオで、「両国間の溝は埋められるだろう。時間はかかるだろうが、関係は進展するだろう。4~5ヶ月後、2024年第1四半期には(合意の)詳細が確定するだろうと確信している」と述べた。
イスラエルとサウジアラビアの関係正常化は、中東情勢を大きく変化させると予想され、米国の二大パートナー間の関係を公式に強化し、イランとの対峙を促すことになる。したがって、これは2024年後半の再選を目指すジョー・バイデン米大統領にとって、外交政策上の大きな前進となると考えられる。
これに先立ち、バイデン氏は9月20日、国連総会の場でイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との交渉の中で、両国関係の正常化の見通しについて楽観的な見方を示していた。
一方、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子によれば、サウジアラビアとイスラエルの関係正常化の合意は日に日に近づいているという。
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