日経アジア誌によると、世界最大のプリンターメーカーの一つである日本のセイコーエプソンは、紙のリサイクル技術をベースにした衣料品のリサイクル事業を立ち上げる計画だという。
新事業は、欧州連合(EU)が売れ残った衣料品の破棄を禁止する条例が施行される2025年に設立される予定だ。
現在のリサイクル方法は、回転刃で衣類を裁断するため、繊維回収率はわずか10%程度にとどまっています。一方、セイコーエプソンが開発した方法では、繊維の50%以上を回収できるとされており、同社は最終的に100%の回収率を目指しています。
セイコーエプソンは、この技術開発にあたり、スウェーデンの衣料品メーカーH&Mからの資金援助など、世界的なアパレル企業と緊密な関係を持つ香港繊維研究開発センター(中国)と提携しました。セイコーエプソンは、同センターとの良好な関係を活かし、世界中のアパレルメーカーへの販路開拓を進めていきます。
南
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