熱いお風呂に入るとよく眠れてリラックスできるのですが、寒い夜遅くにお風呂に入ると健康に影響があるでしょうか?(トゥン、27歳、 ハノイ)。
返事:
夜になると、体は代謝を低下させ、筋肉の緊張を緩め、心臓と血管の収縮を弱め、消化管を休ませます。夜遅くの入浴は、体の正常な生体リズムを変化させます。
夜が更けるほど気温が下がり、外気と体温の差が大きくなります。熱いお風呂に入ると、お湯が蒸発し、体温が奪われて風邪をひきやすくなります。体温が奪われると、体は熱を蓄えるために血管を収縮させ、血圧の上昇や血管収縮を引き起こします。慢性気管支炎、気管支喘息などの慢性呼吸器疾患の患者は、夜間の入浴により症状が悪化し、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まります。
皮膚と髪への影響としては、夜間の熱いお湯での入浴は皮膚の乾燥、抜け毛の増加、カビの発生につながります。また、夜間の入浴は大腸の痙攣を悪化させたり、胃酸の分泌量を増加させて上腹部に痛みを引き起こすこともあります。
安全のため、シャワーは午後8時までに済ませてください。夜間や早朝のシャワーは、脳卒中や事故の原因となる可能性があるため、避けてください。まず首から下にかけてシャワーを浴び、手足を水に慣らしてから髪を洗いましょう。入浴時間は10分程度にとどめ、長すぎないようにしましょう。お湯の温度は、皮脂層を溶かして肌を乾燥させるほど熱くなってはいけません。また、血管収縮を引き起こすほど冷たくなってはいけません。血管収縮は循環器系に悪影響を及ぼします。適切な温度は40度程度です。
入浴後は5〜7分ほど髪を洗ってください。あまり長く浸からないようにしてください。
空腹、満腹、酔っている、疲れている、あるいは起床直後は入浴しないでください。寒すぎる場所や風の強い場所での入浴は避けてください。入浴後は、体と髪を乾かし、衣服をしっかり着用して体を冷やさないようにしてください。激しい運動など、体温が急激に変化するような運動の直後は入浴しないでください。
グエン・フイ・ホアン医師
ベトナム - ロシア高圧酸素センター、 国防省
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