ウクライナ軍は、ロシア軍が爆発物を使ってノヴァ・カホフカ水力発電ダムを破壊し、ヘルソン市の下流で洪水の恐れがあると発表した。
ウクライナ軍南部作戦司令部は本日、ロシア軍がドニエプル川のノヴァ・カホフカ水力発電ダムを爆破したと非難し、同施設はヘルソン州モスクワ支配地域にあると強調した。
同庁は「被害の程度、水の速度や流れ、浸水の恐れのある地域などを調べている」と述べた。
ロシア政府によって任命されたノヴァ・カフホフカ市長のウラジミール・レオンチェフ氏は、ダムの爆発を否定した。しかし、ロシアのタス通信はその後、ダムが破壊されたと報じたものの、詳細は明らかにしなかった。
6月6日の朝、ノヴァ・カホフカ水力発電ダムと思われるダムが決壊した様子。動画: Telegram/RVvoenkor
これらの発言は、ノヴァ・カホフカ・ダムの一部が決壊し、貯水池の水が下流に流れ出す様子を映した動画を複数の親ロシア派ソーシャルメディアアカウントが投稿し、ウクライナ軍がダムを破壊したと非難した後に出された。
ロシア国防省はこの情報についてコメントしていない。
ウクライナ領ヘルソン市の北東約70キロに位置するノヴァ・カホフカ・ダムは、ドニエプル川の水を貯水し、同名の水力発電所に供給するほか、ヘルソン州の農業用灌漑や河川航行にも利用されている。
ノヴァ・カホフカ水力発電ダムの位置。グラフィック: DW
約180億立方メートルの貯水容量を持つカホフカダムは、ザポリージャ原子力発電所とクリミア運河に冷却水を供給しています。西側諸国の専門家とウクライナ当局は、ノヴァ・カホフカダムの損傷により、ヘルソン市を含む下流の住宅地が浸水する可能性があると警告しています。
ヴ・アイン氏(ロイター通信、RIAノーボスチによる)
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