タイ憲法裁判所は木曜日、選挙で勝利したピタ・リムジャルーンラット氏の首相指名を禁じたタイ議会の決定が合憲かどうかを検討するにはさらに時間が必要だとの見解を示した。
前進党のピタ・リムジャルーンラット党首(中央)がタイの新首相になる可能性は低い。写真:AP
前進党は5月の選挙で第1党となり、500議席のタイ下院で312議席を獲得して8党連合を結成したが、タイ上院の250議席の過半数が同党の若き指導者を支持しなかったため、最終投票で勝利するには不十分だった。
前軍事政権によって任命された数名の上院議員は、前進党がタイの不敬罪法の改革を求めているため、ピタ氏に投票しないと述べた。
ピタ氏が第2回首相選挙での投票を禁じられた後、この措置は憲法違反だとして複数の訴訟が提起された。先週、この訴訟が裁判所に提起された際、タイ国会は投票を延期したが、数日後に日程を変更した。しかし、裁判所はまだ決定を下していない。
裁判所は木曜日の声明で、8月16日に再度開廷し、請願を受理するかどうかを決定すると述べた。受理された場合、裁判所は判決が出るまで投票の延期を命じる可能性がある。
裁判所の判決がどうであれ、ピタ氏が再指名される可能性は低いようだ。法的問題と上院議員の不承認に加え、水曜日にタイ貢献党が8党連立からの離脱を発表したことで、新たな展開が訪れた。
タイ貢献党のチョンラナン・スリカオ党首は、同党はムーブ・フォワードの法改正の呼びかけを支持せず、新たな連立政権を結成し、同党の候補者であるスレッタ・タヴィシン氏を首相に指名すると述べた。
ホイ・ホアン(AP通信、CNAによる)
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