10月31日、ドイツのオラフ・ショルツ首相は、西アフリカの安全保障状況におけるガーナの役割を確認し、同地域でテロ勢力を撃退するために装備と訓練を提供した。
ドイツのオラフ・ショルツ首相は、アフリカの平和と安全保障の展望におけるガーナの重要性を強調した。(出典:AFP) |
ドイツの指導者は、西アフリカ諸国で最近起きた一連のクーデターが国家間の協力を妨げており、政府が反政府勢力の手に落ちる可能性もあると述べた。
さらに、ショルツ首相は「民主的秩序」を回復するプロセスの重要性を強調し、ガーナをこの地域の「希望の光」であり、ドイツの緊密なパートナーであると評価した。
同氏は、ベルリンは国境を越えた協力を支援する用意があり、EUは装備や訓練を提供できると断言した。
それだけでなく、ドイツは、同地域の安全保障、インフラ、気候変動の問題に対処するため、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)に8100万ユーロを拠出することを約束した。
西アフリカは、2012年にマリで始まりサヘル地域全体に広がり、数千人が死亡し、600万人以上が避難を余儀なくされた治安上の混乱に苦しんでいる。
アルカイダやイスラム国とつながりのあるジハード主義者は、ギニア湾岸諸国への活動を拡大し、ベナン、ガーナ、トーゴといった北部沿岸諸国で攻撃を開始している。2020年以降、マリ、ブルキナファソ、ギニア、ニジェール、ガボンで軍事政権が台頭し、不安定さが増している。
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