(CLO)ドナルド・トランプ次期米大統領は月曜日、米中関係について、両国は協力してあらゆる世界的問題を解決できると楽観的な発言をした。
トランプ大統領は、自身のリゾート「マール・アー・ラーゴ」で開いた記者会見で、新型コロナウイルスのパンデミック発生後、習近平中国国家主席との関係は緊張しているものの、中国と米国は世界のあらゆる問題を解決するために協力できると依然として信じていると強調した。
「よく考えれば、中国と米国は世界のあらゆる問題を一緒に解決できる」とトランプ大統領は語り、習主席との個人的な関係を称賛し、習主席を「素晴らしい人物」と呼んだ。
写真:GI
一方、中国の王毅外相は北京で、北京は米国の新政権が「正しい選択」をし、中国と協力して二国間関係の障害や混乱を克服することを期待していると述べた。
王氏はまた、「米国による中国への違法かつ不当な抑圧に断固反対する」と強調し、中国の内政干渉には断固として対応すると述べた。
しかし、両国の関係は依然として困難な状況にある。トランプ大統領は以前、貿易と米国へのフェンタニルの流入をめぐって中国を批判し、第二期目には中国製品への関税引き上げを約束した。さらに、中国製品への60%の関税賦課や、中国の最恵国待遇の廃止など、より強硬な措置も講じている。
記者会見でトランプ氏は、習近平国家主席を1月の就任式に招待したと述べたが、関係者によると習氏は出席しない可能性が高いという。「ぜひ招待したいが、まだ具体的な話は出ていない」とトランプ氏は述べ、両首脳の過去の良好な関係を強調した。
この招待は、トランプ氏が同盟国と敵対国双方と「開かれた対話」を維持したいという願望を反映している。しかし、アナリストらは、トランプ氏が中国に対して外交的行動を起こす可能性はあるものの、北京との対決が大統領としての焦点であり続けるだろうと指摘している。
記者会見後、トランプ氏はマール・アー・ラーゴでTikTokのCEO、チュー・ショウ・ジ氏と会談した。会談は、TikTokが1月19日までに中国国外の買い手を見つけられなかった場合、アプリの配信停止処分を受ける可能性があるとして、米国最高裁判所に緊急命令を上訴している最中に行われた。
これに先立つ記者会見でトランプ氏は、TikTokの禁止を阻止する意向を示しつつ、同アプリが自身の選挙活動、特に若い有権者の間でプラスの影響を与えているとして同アプリへの支持を表明した。
ホアイ・フオン氏(ロイター、SCMP、デイリー・ガーディアンによる)
[広告2]
出典: https://www.congluan.vn/ong-trump-noi-trung-quoc-va-my-co-the-hop-tac-de-giai-quyet-moi-van-de-cua-the-gioi-post326026.html
コメント (0)