ロシア海軍の新艦艇の進水式が12月25日、サンクトペテルブルクの北方造船所で行われた。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、アドミラル・ゴロフコ艦の海軍旗掲揚式に自ら出席したほか、ミサイル駆逐艦「ナロ・フォミンスク」と掃海艇「レフ・チェルナヴィン」の2隻にもオンラインで出席した。
式典で演説したウラジーミル・プーチン大統領は、ロシアが海軍力のさらなる強化に努めており、造船業が活況を呈していると述べた。
12月25日、ロシアのサンクトペテルブルクで行われた多目的ミサイル駆逐艦「アドミラル・ゴロフコ」の進水式の様子。(写真:スプートニク)
「現在、ロシアの造船所には駆逐艦5隻、コルベット艦8隻、小型ミサイル艇13隻、その他50隻以上の様々な階級の艦船がさまざまな段階で建造中である」とプーチン大統領は述べた。
「最新鋭艦の就役は、ロシア造船産業が成長を遂げ、様々なタイプの軍艦の量産に向けて前進していることを示す証拠です。これは、ロシア造船産業の復興と発展に向けた根本的かつ重要な一歩です」とプーチン大統領は付け加えた。
プーチン大統領は、「アドミラル・ゴロフコ」が「アドミラル・ゴルシコフ」級多用途駆逐艦の3番艦となり、このシリーズで初めて本格的に量産された艦になったと指摘した。
「これらの艦艇は、遠洋における艦隊の打撃群の中核を成しています。最先端の技術を用いて建造され、戦闘において高い有効性が実証されているカリブル巡航ミサイルを搭載しています」とプーチン大統領は述べた。
アドミラル・ゴロフコ駆逐艦は、今年初めに導入された新型極超音速ミサイル「ジルコン」を標準弾薬として搭載する予定である。同駆逐艦はロシア海軍北方艦隊に配属される予定である。
プーチン大統領は今月初め、北部の造船都市セヴェロドヴィンスクで建造された2隻の第4世代原子力潜水艦の進水式を執り行いました。「エンペラー・アレクサンドル3世」と「クラスノヤルスク」はロシア海軍太平洋艦隊に加わる予定です。
コン・アン(出典:RT)
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