ロシア国防省は、西側諸国がウクライナに提供したレオパルド戦車とブラッドレー装甲車を破壊した兵士に報奨金を出すと発表した。
ロシア国防省は本日、「戦場のロシア軍司令官からの報告に基づき、作戦に参加し、米国とNATO加盟国が製造した装甲車両、レオパルド戦車を破壊したロシア兵にボーナスが支払われる」と発表した。
ロシア国防省によると、これはより大規模なプログラムの一部である。5月31日時点で、ウクライナと西側諸国の軍事装備約1万6000点を破壊した1万257人の軍人が報奨金を受け取った。戦車1台と装甲車1台への報奨金はそれぞれ10万ルーブル(1192ドル)、5万ルーブルだった。
パイロットと防空システムオペレーターには、ウクライナの航空機またはヘリコプターを撃墜した者1機につき30万ルーブル(3,585ドル)が支払われる。また、ウクライナのトーチカUミサイルシステムとHIMARSロケットランチャーを撃墜した者にも同額の報奨金が支払われる。
セルゲイ・ショイグ国防相は6月11日、ドイツのレオパルド戦車とアメリカのブラッドレー装甲車を破壊した兵士たちに「ロシアの金星英雄」勲章を授与した。
ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は5月24日、モスクワで会合に臨んだ。写真:ロイター
米国、ドイツ、そしていくつかの欧州諸国は、ウクライナの反撃における軍事力強化を支援するため、戦車、装甲車、防空システムを供与した。ロシアは、西側諸国がウクライナに送るいかなる武器も紛争を長期化させ、不必要な流血を引き起こすだけだと繰り返し述べており、これらの武器を標的にすると強調している。
6月13日、ロシア国防省は、ザポリージャ州でレオパルト2A6戦車とブラッドレー戦闘車両4両に接近し、点検するロシア兵の動画を公開した。これらの兵器は、ウクライナが西側諸国の基準に基づいて編成した9つの「鉄拳」旅団の一つである第47独立機械化旅団への襲撃作戦に参加していたが、失敗に終わった。同旅団は、海外で訓練を受け、NATO標準兵器を装備している。
米国の専門家は、ロシアがウクライナから捕獲したレオパルド2A6とブラッドレーから諜報データを入手できる可能性はあるが、大きな優位性を得るのは難しいだろうとみている。
ロシア軍がウクライナでレオパルト2戦車とブラッドレー装甲車に接近中。動画: RIAノーボスチ
ヌー・タム(ロイター通信による)
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