北朝鮮の寧辺核施設の原子炉で初めて核燃料が使用される可能性がある。
北朝鮮の寧辺核施設のウラン濃縮工場の眺め。(出典:聯合ニュース) |
ロイター通信が12月21日夜に報じたところによると、北朝鮮が火星18型大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行った3日後、国際原子力機関(IAEA)は上記の判断を下した。
これは、平壌が核兵器製造のためのプルトニウムの潜在的な新たな供給源を持っていることを意味する。
北朝鮮は長年、寧辺の5メガワット原子炉の使用済み燃料を使って核兵器用のプルトニウムを生産してきたが、より大型の軽水炉から温水が放出されたことは、同施設が現在も使用されていることを示唆しているとIAEAは述べた。
「温水の放出は原子炉が臨界状態に達したことの兆候であり、原子炉内の核連鎖反応が自立的状態にあることを意味する」とIAEAのラファエル・グロッシ事務局長は述べた。
IAEAによれば、同機関は10月以来、軽水炉の冷却システムから大量の水が流れ出ているのを記録しており、原子炉が試運転中であることを示している。
最近の兆候は温水の存在を示唆しています。問題の軽水炉は完成から何年も経っているようですが、まだ稼働していません。
IAEAは2009年に平壌が査察官を追放して以来、北朝鮮への立ち入りができていない。IAEAは現在、主に衛星画像を使い、北朝鮮の動きを遠隔から監視している。
平壌は上記の情報についてコメントしていない。
同日、韓国の聯合ニュースは、国会で辛元植国防相が「北朝鮮は長距離ミサイルの発射や固体燃料ミサイルの開発に成功したが、ミサイルが再突入して正確に目標に命中するかどうかはまだ検証されていない」と述べたと報じた。
シン氏によれば、ミサイルの多弾頭技術は正確に検証されていないものの、北朝鮮はその開発の方向に進んでいるとみられるという。
韓国当局者は、北朝鮮の増大する脅威に対抗するため、来年の米大統領選の結果に関わらず、二国間核協議グループ(NCG)の合意を「不可逆的」なものにするため、米国との核抑止努力を「加速」させると述べた。
一方、朝鮮中央通信は12月22日、最高人民会議常任委員会が2024年度予算を議論するため、2024年1月15日に最高人民会議第14期第10回会議を開催することを決定したと発表した。
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