オーストラリアとコロンビアは、7月30日午後、2023年女子ワールドカップグループHの第2戦でドイツを2対1で破り、新たな衝撃を与えた。
* 得点: ポップ 89 分ペナルティ – カイセド 52 分、バネガス 90 分+7。
ドイツは女子ワールドカップで南米のチームと対戦したことがなく、4勝1分け、得点28、失点わずか5と好成績を収めた。また、グループステージでは1995年以来最長となる20試合無敗(16勝4分け)を記録した。
しかし、シドニー・スタジアムでは歴史が逆転した。ドイツはボール支配率68%を誇り、コロンビアはリンダ・カイセド、カタリナ・ウスメ、マイラ・ラミレスの3選手による堅い守備と激しい攻撃、そして高速カウンターアタックで脅威的な存在となった。
バネガス(背番号2)は、2023年女子ワールドカップグループH第2戦でドイツに2-1で勝利したコロンビアの決勝点を決め、喜びを表している。写真:スカイスポーツ
前半は無得点に終わったものの、コロンビアは52分、リンダ・カイセドの個人技の冴えから、まさかの先制点を挙げた。左サイドから18歳のカイセドはスヴェンヤ・フートをかわし、カーブをかけたシュートをゴール上隅に突き刺した。これはレアル・マドリード所属のカイセドにとって今大会2点目、ドイツにとっては初ゴールとなった。カイセドは2日前の練習中に失神したため、この試合を欠場すると予想されていた。
同点を目指して攻勢に出たマルティナ・フォス=テクレンブルク監督率いるドイツは、コロンビアの攻撃的なプレーに足をすくわれた。ドイツが同点に追いついたのは88分。中央の連携からレナ・オーバードルフが突破し、巧みなハンドリングでゴールキーパーのカタリナ・ペレスにファウルを許し、PKを獲得。開始11分、キャプテンのアレクサンドラ・ポップが中央へ鋭いシュートを放ち、1-1の同点に追いついた。
ドイツは同点では満足できず、攻撃を続けた。しかし、これが痛手となった。後半ロスタイム6分、コロンビアはカウンターアタックで右サイドからコーナーキックを獲得。レイシー・サントスがクロスを送ると、マヌエラ・バネガスが高くジャンプしてヘディングシュート。ゴールキーパーのメルル・フロームスにはブロックする隙がなかった。
ドイツは残り時間で勝ち点1を奪えず、1-2で敗退した。これは、フィリピンがニュージーランドを破り、女子ワールドカップのグループリーグ敗退初となる開催国チームとなったことに続く、今大会の新たなサプライズとなった。
コロンビアは勝ち点6でグループHの首位に浮上し、ドイツは勝ち点3でモロッコと並び得失点差で2位となっている。韓国はまだ勝ち点を獲得していないため、グループHの順位は未定となっている。最終ラウンドでは、コロンビアはモロッコに敗れれば敗退の可能性が残り、ドイツは韓国に勝利する。韓国はドイツに大差で勝利し、モロッコがコロンビアに敗れれば、グループH進出の可能性が残る。
先発メンバー
ドイツ: マール・フロームス、シャンタル・ヘーゲル、キャスリン・ヘンドリッヒ、スヴェンヤ・フース、サラ・ドアスン、レナ・オーバードルフ、サラ・ダーブリッツ、クララ・ビュール、リナ・マグル、ジュール・ブランド、アレクサンドラ・ポップ
コロンビア:カタリナ・ペレス、マヌエラ・バネガス、ダニエラ・アリアス、カロリーナ・アリアス、ジョレリン・カラバリ、ロレーナ・デュランゴ、ダニエラ・モントーヤ、レディ・アンドラーデ、リンダ・カイセド、マイラ・ラミレス、カタリナ・ウスメ。
ヒュー・ルオン
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