ドイツ国防省によると、この支援パッケージには、マルダー歩兵戦闘車20台、レオパルト1戦車30両、IRIS-T-SLM防空システム4台が含まれている。これは、ウクライナとロシアの紛争勃発以来、ドイツによるウクライナへの最大規模の軍事支援パッケージとなる。
ドイツ軍のレオパルト2 A6戦車。写真:ゲッティ
ドイツの雑誌「デア・シュピーゲル」は、援助物資にはゲパルト自走対空砲15台、偵察ドローン200機、対空弾薬、追加の砲弾、装甲戦闘車両と兵站車両200台以上も含まれると報じた。
ウクライナは、今後数週間から数か月以内に予想される反撃に備えて、同盟国に対し長距離兵器、ジェット機、弾薬を提供するよう圧力をかけている。
ドイツは当初、ロシアとの紛争におけるウクライナへの重火器の派遣に消極的だった。戦争の激化を懸念したためだ。しかし1月、ドイツはレオパルド戦車の派遣に同意し、同盟国と協力してさらなる派遣を行うと表明した。
ドイツは昨年ウクライナに20億ユーロの軍事支援を提供し、今年に入ってからもこれまでに約22億ユーロを拠出している。今回のドイツによる新たな軍事支援は、ウクライナ大統領が西側諸国首脳との会談のためローマへ向かう中、そしてその後ベルリン訪問の可能性もある中で実施される。
フイ・ホアン(AFP、ロイター、DW)
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