米国のオースティン国防長官(71歳)は2023年12月22日、前立腺がんの治療のためメリーランド州のウォルター・リード国立軍事医療センターに入院し、その後退院した。
ロイド・オースティン米国防長官は1月23日のオンライン会議でこう述べた。
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彼は2024年の元旦、尿路感染症などの合併症のため再び入院した。入院の事実は4日後まで公表されず、国防総省は1月9日まで彼の治療の理由を明らかにしなかった。
オースティン氏がジョー・バイデン大統領に通知しなかったことはホワイトハウスを驚かせ、議員らからの批判を招いた。
1月23日のオンライン会議に出席したオースティン米国防長官は、冒頭の発言のため数分間姿を現した。白い壁の前に座り、左側にはセキュリティシステムのキーボードらしきもの、右側には米国防総省の紋章が置かれていた。また、隣のプリンターの上には小さな米国とウクライナの国旗が掲げられていた。
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ロイター通信によると、生放送は若干の中断があったが、オースティン大臣は演説内容が準備されていたにもかかわらず、自身の健康状態については一切触れなかった。その代わりに、ウクライナへの防空システムの増強を訴えた。
会談後には米統合参謀本部議長との共同記者会見が慣例となっているが、トランプ氏は同会談には出席しない見通しだ。
ヤフーニュースによると、2022年4月にウクライナ支援団体が設立されて以来、米国がウクライナに支援金や武器を渡すことなく月例会合を主催するのは今回が初めてだという。
米議会はホワイトハウスが提案したウクライナ支援予算をまだ可決していないため、当面は米国は不足分を補うために同盟国に頼らざるを得ないだろう。
国防総省のサブリナ・シン報道官は先に、1月23日に開催された約50カ国による会合は長期的なニーズに焦点を当てたものだったと述べた。米国がウクライナに最後に安全保障支援を提供したのは2023年12月27日で、155mm砲弾、スティンガー対空ミサイルなどを含む2億5000万ドル相当の武器が含まれていた。
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