有名選手のオーウェン・ハーグリーブスとリオ・ファーディナンドによると、バイエルンは第2戦でホームアドバンテージがあるにもかかわらず、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の第1戦でラツィオに0-1で敗れた後では、状況を逆転するのは難しいだろうとのことだ。
「時には物事が思い通りにいかないこともある」とファーディナンドはTNTスポーツに語った。「小さなミスが大きな要因となり、PKやゴール、あるいはチームにとって決定的な状況につながる。バイエルンのようなクラブでは、小さなミスが大きな影響となり、毎週末メロドラマのようになってしまう。今の彼らはまさにそんな状況だ」
バイエルンのストライカー、ケインが2月14日、イタリア・ローマのオリンピコ・スタジアムで行われたラツィオ戦(0-1で敗戦)でドリブルを仕掛ける。写真: fcbayern.com
2月14日夜、オリンピコ・スタジアムで行われたバイエルンは、前半にジャマル・ムシアラとハリー・ケインが放った至近距離からのシュートを含め、17本の枠内シュートをすべて外し、多くの決定機を逃した。試合のターニングポイントは67分に訪れた。ダヨ・ウパメカノがミッドフィールダーのグスタフ・イサクセンの足首を踏みつけ、直接レッドカードを受け、バイエルンにPKが与えられたのだ。チーロ・インモービレは、第1戦に続きラツィオにリードをもたらす絶好のチャンスを逃さなかった。
バイエルンはわずか4日間でシーズンを決定づける2試合を落とした。2月10日、「灰色の虎」はブンデスリーガ第21節でレヴァークーゼンに0-3で敗れ、勝ち点差を5に広げられた。ドイツ・スーパーカップで敗退し、ドイツ・ナショナルカップでも敗退したバイエルンは、12年ぶりの敗戦の危機に直面している。
ファーディナンドによると、バイエルンは醜いサッカーを展開し、自信を失い、衰えを見せており、ドイツ代表の選手としてのキャリアを悲観しているという。「バイエルンが国内リーグで良い結果を出せなければ、どうやって状況を好転させられるのか分からない」と元イングランド代表DFは語った。「調子を落とし、自信を失っているビッグネームが多すぎて、バイエルンにとって全てがあまり好ましい状況ではない」
バイエルンはボーフム、RBライプツィヒ、フライブルクと順番に対戦し、3月5日にホームでラツィオとの再戦を迎える。「バイエルンにとって一番良いニュースは、スコアが僅差であることに加え、第2戦が3週間後に行われることです」とファーディナンド監督は続けた。「これにより、彼らは調子を取り戻すための時間を少し得ることができます。もし再戦がもっと早く行われていたら、バイエルンが良いプレーをして有利な結果を得るのは難しかったでしょう。」
ハーグリーブス監督はチャンピオンズリーグ準々決勝進出の可能性についても悲観的で、「グレータイガース」は批判されて当然だと考えている。「選手と監督はメディアで批判されるだろうし、それは当然だ」と元マンチェスター・ユナイテッドのミッドフィールダーは語った。「バイエルンの方が評価が高く、選手とトーマス・トゥッヘル監督はワールドクラスだ。ビッグクラブであんなプレーをすれば、批判されるのは当然だ。今、バイエルン内外のフラストレーションは膨大だろう」
CBSスポーツのジェイミー・キャラガー監督は、バイエルンが個人プレーに終始し、結束力に欠け、前半に多くのチャンスを逃し、ミスで痛手を負ったと批判した。「試合前に言ったように、バイエルンは今のチームではなく、個人の集合体だ。レバークーゼン戦ではパフォーマンスが悪かったし、ラツィオ戦でも同じだった」と元イングランド代表DFはコメントしたが、「グレイ・タイガース」にはホームで巻き返すチャンスがまだあると語った。
ホン・デュイ
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