(CLO)ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ウクライナにはロシアが支配する領土を奪還する軍事力がないことを認めた。
ゼレンスキー大統領は、ル・パリジャン(フランス)紙のインタビューで、ウクライナはロシアによる領土のいかなる部分に対する支配も決して認めないと強調したが、同時に、キエフは現時点では国際パートナーの強力な介入なしに失われた地域を全て取り戻すことはできないとも認めた。
ロシアは現在、クリミアとドンバス地方(ドネツィクとルハンスク)を含むウクライナ領土の約18%を支配している。ウクライナ大統領は領土奪還の目標を諦めていない。
しかし、彼は西側同盟国のより強力な支援なしにはウクライナが領土全体を回復することはできないと認めた。彼は国際社会、特に米国に対し、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領への圧力を強め、 和平交渉への参加を迫るよう求めた。
ウクライナの都市にある建物がロシアのミサイル攻撃を受けて破壊された。写真:Unsplash
同氏は木曜日の欧州連合首脳会議で、停戦後にウクライナに国際軍を派遣するというフランスのマクロン大統領の提案を歓迎し、国際軍の存在は戦後のウクライナの安全と安定の維持に役立つだろうと述べた。
ゼレンスキー大統領は「欧州はウクライナの安全保障に大きく貢献する必要がある」と述べ、ウクライナはNATO加盟による保護を望んでいると付け加えた。
NATOはウクライナが将来加盟することを認めているものの、具体的な時期や手続きについては公式発表がない。ゼレンスキー大統領は、ウクライナのNATO加盟の可能性は、将来におけるウクライナにとって最も強力な安全保障となるだろうと述べた。
しかし、ゼレンスキー大統領は、ウクライナがNATO加盟手続きを待つ間、欧州諸国と米国からそれぞれ別個の保証を得られることにも期待を示した。「この問題を欧州の指導者とのみ議論することは不可能だ。我々にとって真の保証はNATOだが、まだ加盟していない間は、米国と欧州諸国の両方からの保証について議論することは可能だ」とゼレンスキー大統領は述べた。
ホアイ・フオン(インディペンデント、ロイター通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/ukraine-thua-nhan-kho-gianh-lai-lanh-tho-can-su-dam-bao-an-ninh-cua-phuong-tay-post326649.html
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