(CLO)北朝鮮は1月6日正午、日本海に向けて中距離弾道ミサイル(IRBM)を発射した。2024年11月以来初の実験となった。
韓国合同参謀本部(JCS)によると、発射は現地時間午後12時に行われ、ミサイルは1,100キロメートル飛行し、最高高度100キロメートルに達した後、日本海に落下した。日本もこのデータを確認し、ミサイルの飛行時間は約11分だったと述べた。
北朝鮮で極超音速中距離弾道ミサイルが発射された。写真:朝鮮中央通信
統合参謀本部はこれをIRBM(近距離弾道ミサイル)と特定した。おそらく、極超音速滑空体(HGV)または機動性再突入体(MaRV)を搭載した新型固体燃料ミサイルである。このタイプの兵器は高い機動性を備え、ミサイル防衛システムを回避し、従来の液体燃料ミサイルよりも配備が容易である。
今回のミサイル実験は、北朝鮮が約2ヶ月の沈黙を経て、軍事活動を再開したことを意味する。アナリストらは、この動きは2024年末に予定されている党総会における戦略的決定に関連している可能性があると指摘している。この総会で金正恩委員長は、兵器開発の急速な加速を求めた。
2025年は北朝鮮の5カ年軍事開発計画の最終年です。固体燃料ミサイル、多目的弾頭技術、そして原子力潜水艦の配備に重点が置かれています。1月6日の実験は、北朝鮮がこれらの戦略兵器システムを完成させるための足がかりとなる可能性があります。
この動きは、アントニー・ブリンケン米国務長官のソウル訪問と時を同じくした。ソウルでの記者会見で、ブリンケン長官は、今回のミサイル実験は米国、韓国、日本の協力強化の必要性を浮き彫りにしたと述べた。また、ミサイルデータのリアルタイム共有の拡大や、三国間軍事演習の更なる実施を提案した。
ゴック・アイン氏(NKニュース、ロイター通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/trieu-tien-thu-ten-lua-dan-dao-tam-trung-dau-tien-sau-hai-thang-post329202.html
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