バイデン大統領は6月17日、ウクライナのNATO加盟プロセスについて記者団に対し、「ウクライナは(他国と同じ)基準を満たさなければならない。だから、我々はそれを容易にするつもりはない」と述べた。
ジョー・バイデン大統領は6月17日、メリーランド州のアンドリュース空軍基地で記者団の質問に答えた。
この発言は、7月にリトアニアで開催されるNATO首脳会議に先立って出されたもので、同会議ではNATO・ウクライナ理事会の初会合が開かれ、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領も出席する予定だとAFPが報じた。
NATO事務総長イエンス・ストルテンベルグ氏は、今回のサミットにより、安全保障問題に関する協議と決定においてウクライナはより対等な立場を得ることになると述べた。また、NATOはサミットでウクライナとの 政治的関係を強化するものの、キエフの加盟については議論されないことを強調した。
東欧のNATO加盟国はウクライナの加盟に向けたロードマップの策定を強く求めてきたが、米国やドイツなどの主要加盟国は、2014年にキエフが将来加盟するという漠然とした約束を越える行動には消極的だと言われている。
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バイデン大統領の発言に先立ち、ドイツのボリス・ピストリウス国防相は、ウクライナが参加する意思があれば基準の一部を緩和できる可能性を示唆した。
ウクライナの今回の認定は、キエフがモスクワとの軍事紛争に巻き込まれていることから、NATOがロシアと直接衝突するリスクへの懸念を高めている。ロシアが2022年2月にいわゆる特別軍事作戦を開始して以来、NATO諸国はウクライナに数百億ドル相当の武器を供給してきた。
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