ビントゥアン約10時間にわたり海につかまりながら漂流した後、乗組員14人は通りかかったドイツの貨物船に救助され、明日の午後にブンタウへ搬送される予定である。
ドイツ籍のバルザン船は、中国からシンガポールへ物資を輸送中、午後12時20分にビンディン省の漁民を救助した。ブンタウの第3海上捜索救助調整センターは、11月20日午後にバルザン船の船長から電話で情報を受け、「乗組員の健康状態は現在安定している」と述べた。
バルザン船。写真:ゲルト・フリック/Vesselfinder
バルザン船は全長400メートル、幅58.6メートル、総トン数19万トン以上で、ドイツのハンブルク港に登録されている。ビンディン省農業農村開発局のチャン・ヴァン・フック局長によると、同船は当初の予定通り11月22日にシンガポールへ直行する予定だったが、11月21日正午にブンタウへ漁民を輸送する予定だ。
バルザン船が岸から20海里(約40キロメートル)の地点に差し掛かった時点で、沿岸警備隊の船舶が漁民たちを迎え、ブンタウのカットロ港まで搬送する予定だ。漁民たちが救助されたという情報を受け、国家自然災害対応・捜索救助委員会は以前、沿岸警備隊の船舶6007号を派遣して被災者を救助する計画を立てていた。
漁師14人を乗せた漁船が、ビンディン省ホアイニョン町タムクアン港を出港してから2週間後の本日午前3時30分、フークイ島から92海里(165キロメートル以上)沖で大波に遭い沈没した。船長のフイン・ヴァン・バン氏(37歳)は緊急遭難信号を発信した。乗組員は船内の浮遊物にしがみつき、救助を待った。
沈没船の位置。グラフィック: Khanh Hoang
国家自然災害対応・捜索救助委員会は、ビントゥアン省に対し、被災者の緊急救助を要請した。同省は省国境警備隊に対し、管轄下の国境警備隊に対し、沈没船現場付近の船舶と連携し、救助活動に参加するよう指示するよう要請した。
ここ数日のビントゥアン海域の天候は悪く、にわか雨が降り、北東の風はレベル6~7、突風はレベル8に達し、雨の際には竜巻や強い突風が発生し、波の高さは4~6メートルとなっています。
記者チーム
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