9月13日のガイド付きツアーでは、ガザ南部の都市ラファと、5月にイスラエル軍が奪取したエジプトとの国境に接する細長い土地、フィラデルフィア回廊を垣間見る貴重な機会となった。
回廊自体は荒涼とした場所だ。破壊されたルートの代わりに、国境フェンスに沿って新しい舗装道路が走っている。その道は、イスラエルのブルドーザーによって掘り返された広大な土砂と、いくつかの瓦礫の山を通り抜けている。
9月13日、ガザ地区でのイスラエル空爆後、破壊された建物の横を歩くイスラエル兵。写真:AP
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、国境回廊で発見されたトンネルのいくつかはハマスが武器の密輸に使用していたと述べた。エジプトは、自国側のトンネルを数年前に全て封鎖したと述べた。
フィラデルフィア回廊から約100メートル離れたガザ地区南部でハマス武装勢力が利用しているトンネルの様子。写真:AP
トンネル入口付近のイスラエル兵。写真:AP
トンネルを歩くイスラエル兵。写真:AP
ラファ近郊のテル・エル・スルタン地区は、イスラエル軍による攻撃から数ヶ月が経ち、壊滅的な状況となっている。イスラエル軍報道官のダニエル・ハガリ少将は、同地区の地下にある「迷路のようなトンネル」で活動するハマス武装勢力との戦闘が依然として続いていると述べた。ハガリ少将は、イスラエル軍が同地区を包囲する2週間前にハマス武装勢力がイスラエル人人質6人を殺害したトンネルの入り口を記者団に公開した。
イスラエル兵が、最近ハマス武装勢力によってイスラエル人人質6人が殺害されたトンネルの入り口でろうそくに火を灯している。写真:AP
軍によると、ブルドーザーが家の入り口に落ちそうになった際に、偶然トンネルを発見したという。翌日、内部で6人の遺体が発見された。
イスラエル兵が、最近ハマス武装勢力によってイスラエル人人質6人が殺害されたトンネルの入り口に立っている。写真:AP
イスラエル人人質6人の遺体が発見されたトンネルの入り口に立つイスラエル兵。写真:AP
取材に同行したジャーナリストたちは、ガザ地区の他の地域を訪問することはできなかった。イスラエルは10月7日のハマスによる攻撃以来、国際ジャーナリストが単独でガザ地区に入ることを禁止しているが、以前はガザ地区の他の地域を小規模に視察する記者団を派遣していた。
ホアイ・フオン(AP通信)
[広告2]
出典: https://www.congluan.vn/quan-doi-israel-cho-phong-vien-xem-duong-ham-o-phia-nam-gaza-post312361.html
コメント (0)