2月7日、ウクライナのドミトロ・クレーバ外相は、共和党議員が最新の支援策に反対しているため、キエフに対する米国の資金援助再開をめぐる状況は「不可解だ」と述べた。
ウクライナ外務大臣ドミトロ・クレーバ氏。(出典:ゲッティイメージズa) |
クレーバ外相は、EUのジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表との記者会見で、「すべてが非常に混乱している」と述べ、キエフはワシントンと調整し、米国の新たな支援策の承認に関する決定が可能な限り早くなされるよう取り組んでいると明言した。
ウクライナの外交トップはまた、前線を守るために緊急に必要だとキエフ政府が主張する砲弾の供給を増やすため、EUに「緊急措置」を取るよう求めた。
クレーバ外相は、同盟が規制を緩和し、防衛企業と「長期契約」を結び、砲兵生産を強化することを期待し、「前線の兵士に今最も必要なものは何かと尋ねれば、砲弾と答えるだろう」と述べた。
EU首脳は先週、ハンガリーの反対を乗り越えて500億ユーロ(約540億ドル)のウクライナ支援策で合意したが、共和党の反対によりワシントンからの支持は依然として不透明だ。
AFPによると、米国側では同日2月7日、ジェイク・サリバン国家安全保障担当大統領補佐官が、同国はキエフに追加の軍事援助を提供することができ、また提供するだろうと発表した。
サリバン氏はNATOのイエンス・ストルテンベルグ事務総長との記者会見で、米国が参加を拡大し、ウクライナが必要とする砲兵、防空システムなどの能力に必要な資源を提供する以外に選択肢はないと述べた。
サリバン氏は、時間は非常に緊急であると認めつつ、米国はまだこれを実行できると信じている。
関連して、ロシアでは連邦評議会(上院)が西側諸国によるウクライナへの武器供給の継続に反対する公式声明を可決した。
声明では、ウクライナ武装集団が攻撃を実行するために米国、ドイツ、英国、フランス、チェコ共和国などを含むNATOおよびEU加盟国から提供された武器を使用したと述べられた。
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