「NATOの扉は開かれたままであることに全加盟国が同意した。ウクライナは同盟国となり、ロシアは拒否権を持たない」とNATOのイエンス・ストルテンベルグ事務総長は述べた。
この声明は、NATOの東側に位置する中東欧9カ国(ブカレスト・ナイン(B9)としても知られる)の首脳らと会談するためスロバキアの首都ブラティスラバを訪問中のイエンス・ストルテンベルグ事務総長によって発表された。
NATO事務総長イエンス・ストルテンベルグ氏とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領。(写真:ロイター)
ブラティスラバでの協議は、来月リトアニアのビリニュスで開催されるNATO首脳会議に先立って行われ、ストルテンベルグ氏は同会議で「非常に重要な」決定がなされると述べた。
「我々はウクライナがソ連時代の兵器をNATO基準に移行し、同国をNATOに近づけるための複数年にわたる支援策でウクライナへの支援を強化する」とストルテンベルグ氏は述べた。
ストルテンベルグ氏によれば、NATO諸国は「少なくともGDPの2%の防衛投資を増やす」というより強い約束をするだろう。
NATO事務総長によれば、同盟は「スウェーデンを早期にNATOの正規加盟国として迎え入れる」ために取り組んでいるという。
ロシアがウクライナで軍事作戦を開始した後、スウェーデンとフィンランドは軍事同盟への加盟を申請した。フィンランドは4月にNATOに正式に加盟した。
昨年9月、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ウクライナがNATO加盟申請を迅速化したと発表した。クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、モスクワは状況を注視していると述べ、ロシアがウクライナで特別軍事作戦を開始した理由の一つとして、キエフのNATO加盟への野心を挙げた。
コン・アン(出典:AFP)
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