一連のマイナス指標の出現により、中国の経済回復見通しは暗い見通しとなっている。(出典:ロイター) |
中国国家統計局(NBS)は、工業企業の利益が今年上半期に前年同期比16.8%減となり、今年最初の7カ月間で15.5%減少したと発表した。
NBSの専門家孫暁氏によると、商品価格は低く、産業における原材料コストの圧力はやや緩和され、工業生産企業のコストは全体的に改善している。
中国の大手メーカーは今年上半期に損失を報告しており、中国アルミニウム国際は8億3060万元(1億1420万ドル)の純損失を報告したが、前年同期は1億2360万元の純利益だった。
資産損失の悪化、個人消費の低迷、信用の伸びの鈍化により景気回復が鈍化する中、大手銀行は今年の成長率見通しを政府目標の約5%を下回る水準に引き下げた。銀行は金利を引き下げ、当局はさらなる支援を約束している。
データによると、国有企業の利益は今年最初の7ヶ月間で20.3%減少し、外資系企業は12.4%、民間企業は10.7%減少した。この期間中、主要41産業のうち28産業で利益が大幅に減少し、中でも冶金・非鉄金属加工産業は90.5%と最も大きな減少を記録した。
中国人民銀行(中央銀行)は、2023年8月まで景気回復を支えるため、「正しく強力な」政策を維持すると発表した。習近平国家主席は8月22日、南アフリカで開催されたBRICS首脳会議で、中国経済は底堅く、長期的な成長の基盤は変わらないと述べた。
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