サウジアラビアのラウタロ・マルティネス選手が90分+1秒に唯一のゴールを決め、1月22日夜のイタリア・スーパーカップ決勝でインテルがナポリを1-0で破るのに貢献した。
ビクトル・オシムヘンがアフリカネイションズカップに出場するためナイジェリアに合流したため、ナポリの攻撃陣はインテル戦でうまく機能しなかった。昨シーズンのセリエA王者ナポリの中盤は非常に機動力があったものの、ペナルティエリアに近づいた際にフィニッシュラインを掴むことができなかった。一方、インテルはあらゆる場面で試合を支配した。チャンピオンズリーグ準優勝のインテルは、ボール支配率65%、シュート数14本でナポリより10本多い。
ラウタロ・マルティネス(左)は、1月22日夜、サウジアラビアのKSUスタジアムで行われたイタリア・スーパーカップ決勝で、インテルがナポリを1-0で破り、ゴールを喜んだ。写真:ロイター
38分、ナポリは失点寸前まで追い込まれた。ラウタロがゴールキーパーのピエルルイジ・ゴッリーニをかわしてボールを蹴ったが、審判はゴールキーパーのマルクス・テュラムにオフサイドの判定を出し、ゴールは認められなかった。
試合中盤、両チームはイタリアサッカー界のレジェンド、ジジ・リーヴァ氏が79歳で亡くなったという知らせを受けた。後半開始前、両チームはサウジアラビアのKSUスタジアムに集まった2万4000人以上の観客の前で黙祷を捧げた。しかし、サウジアラビアのサポーターは口笛とブーイングを浴びせ、スタジアムにいた多くのイタリアサポーターの怒りを買った。
試合が再開されると、クヴィチャ・クヴァラツヘリアがゴールキーパーのヤン・ゾマーを抜くカーブシュートを放った。これがナポリの唯一の決定機となったが、その後インテルは警戒を強め、再びプレッシャーをかけた。試合のターニングポイントは60分に訪れた。ジョバンニ・シメオネがフランチェスコ・アチェルビの足を踏みつけたとして警告を受けたのだ。
インテルは選手層を厚くし、最後の30分間、攻勢を続けた。もし運が良ければ、シモーネ・インザーギ監督率いるチームは、テュラムのボレーシュート、ラウタロ、ハカン・チャルハノール、ヘンリク・ムヒタリアン、マルコ・アルナウトヴィッチの好機から得点できたかもしれない。しかし、インテルは90分+1分にようやく必要な突破口を開いた。
アレクシス・サンチェスが右サイドを突破すると、ベンジャマン・パヴァールがクロスを出し、ラウタロがゴール中央にタップイン。アルゼンチン人キャプテンは今シーズン、インテルで公式戦27試合に出場し、21ゴール目を挙げた。ラウタロのゴール直後、ナポリのワルテル・マッツァーリ監督はトンネル内へヘディングシュートを放った。
ラウタロは1月22日の夜、サウジアラビアのKSUスタジアムでチームメイトと共にイタリア・スーパーカップの優勝旗を掲げた。写真:ロイター
インテルはイタリア・スーパーカップ3連覇を果たした。インザーギ監督率いるインテルは昨シーズン、優勝争いでミランを3-0、ユベントスを2-1で破った。インテルはイタリア・スーパーカップ通算8回の優勝を誇り、ユベントスの記録にあと1つ及ばない。
タン・クイ
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