世界ランキング25位のコロンビア女子チームは、世界ランキング2位のドイツ女子チームよりも低い評価だった。しかし、南米代表は試合開始から積極的にプレーした。8分、右サイドからのコーナーキックから、ラミレスのヘディングシュートが枠を外れ、コロンビア女子チームは先制点を狙った。

コロンビア女子チームは堅固な守備を見せた。写真:ゲッティ

コロンビア女子チームはボールコントロールに難があったものの、カウンターアタックで常にチャンスを作り出した。52分、ミッドフィールダーのカイセドがペナルティエリア内で巧みなボールハンドリングから、ファーコーナーへ危険なカーブシュートを突き刺し、コロンビア女子チームの先制点を奪った。

サプライズゴールを決めたコロンビア女子チームは、守備のために下がったものの、攻撃のたびに多くのチャンスを作った。82分には、ラミレスのクロスアングルシュートで南米代表の選手が点差を2点に迫った。

ドイツ女子チームの攻撃は89分に報われた。オーバードルフが素早く抜け出し、ペナルティエリア内でコロンビアのゴールキーパーにファウルされた。主審はドイツにPKを与えた。キャプテンのポップがこれを決め、スコアは1-1の同点となった。

コロンビア女子代表選手たちがドイツ女子代表との試合でゴールを決め、喜びを爆発させる。写真:ゲッティ

試合は引き分けと思われたが、90+7分、バネガス選手がコロンビアサポーターを沸かせた。右サイドのコーナーキックから、バネガス選手は高くジャンプして危険なヘディングシュートを決め、コロンビアはドイツに2-1の勝利を収めた。この結果、コロンビア女子チームは勝ち点6でグループHの首位に躍り出て、2023年女子ワールドカップ・ラウンド16出場権獲得に一歩近づいた。

ホアイ・フオン

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