CNNが入手した映像によると、イスラエル地上軍は少なくとも1両の戦車を用いてガザ南部で作戦を開始した。また、イスラエル軍によるエルサレムへの襲撃や、イスラエル・レバノン国境での衝突も報告されている。
一方、パレスチナの通信会社パルテルも月曜日、ガザ市およびガザ北部の他の地域で通信サービスが遮断されたと発表した。
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ガザ地区の死傷者は増加し続けている。 保健省報道官によると、イスラエルによるガザ地区への攻撃により、10月7日以降、パレスチナ人1万5899人が死亡した。エジプトに避難する前に数週間ガザ地区に滞在していたCNNのイブラヒム・ダーマン記者は、ガザ地区に取り残されていた親族9人が空爆で死亡したという知らせを受けた。
過去15年間のイスラエル・パレスチナ紛争における犠牲者数
両陣営の当局の情報によると、この暴力により12月4日現在、イスラエルでは1,200人以上、ガザでは少なくとも15,899人が死亡した。
写真: レイチェル・ウィルソンとアレックス・リーズ・マシューズ、CNN。
イスラエルはハマスの拠点を複数破壊したと主張:イスラエル国防軍(IDF)は月曜日、イスラエルの空爆によりガザ地区のハマス拠点約200カ所が破壊されたと発表した。標的にはガザ地区北東部のベイト・ハヌーンにある学校も含まれており、IDFによると、同校には武器や爆発物を保管するためのトンネルなど「テロリストのインフラ」が整備されていたという。また、他の空爆では武器車両1台と武器貯蔵施設1棟が破壊されたとIDFは発表した。
イスラエル軍によるエルサレム襲撃:パレスチナ保健省は月曜日、エルサレム北部のカランディア難民キャンプへのパレスチナ軍の襲撃で32歳の男性が死亡したと発表した。パレスチナ赤新月社によると、襲撃で17人が負傷した。うち11人は銃撃による負傷だった。ヨルダン川西岸地区から撮影された映像には、イスラエル軍とパレスチナ人の間で衝突が見られる。
ガザ北部で爆発発生:ガザ北部のカマル・アドワン病院小児科主任、フサム・アブ・サフィヤ医師は月曜日、病院入口への空爆で10人が死亡したと発表した。日曜日の夕方に撮影された映像には、爆発後、歩道に複数の遺体が横たわっている様子が映っている。CNNは爆発の原因を確認できていないが、病院周辺への空爆についてイスラエル国防軍(IDF)にコメントを求めている。ガザにあるハマス政権のメディア事務所は月曜日、イスラエルが病院を攻撃したことを確認した。
武装勢力容疑者2名が死亡:イスラエル国防軍(IDF)の兵士と国境警備隊は日曜夜、ヨルダン川西岸の都市カルキリヤで武装勢力容疑者2名を射殺したとIDFは発表した。死亡した2名のうち1名、エマド・アラア・ネザル容疑者(29歳)は「最近、治安部隊への銃撃を複数回実行した」とIDFは述べた。パレスチナ保健省は、イスラエル軍によるカルキリヤでの作戦中にパレスチナ人2名が射殺されたことを確認したが、死者の身元は確認していない。保健省は、死者2名の遺体はIDFによって押収されたと述べた。
イスラエル兵数名死亡:イスラエル国防軍によると、ガザ地区でのハマスとの戦闘でイスラエル兵3名が死亡し、10月に作戦が始まって以来、同地区でのイスラエル軍の死傷者総数は69人となった。
イスラエル・レバノン国境での衝突:イスラエル国防軍(IDF)は月曜日、レバノンから発射された迫撃砲の爆発により、イスラエル兵3人が負傷したと発表した。その後、イスラエル北部のキブツ、イフタ地区にあるIDF前哨基地に複数の砲弾が発射された。同時に、レバノン政府の国家情報局は、イスラエル軍が国境沿いの複数の集落に集中砲火を放ったと報告した。また、国境沿いの複数の村落がイスラエル軍機による攻撃を受けたとも報じた。
グエン・クアン・ミン(CNNによる)
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