ストライカーのアントワーヌ・グリーズマンは、フランス代表のキャプテンの座をジュニアのキリアン・ムバッペと争えないことに不満を感じていると語った。
ゴールキーパーのウーゴ・ロリスとセンターバックのラファエル・ヴァランが代表から引退した後、ディディエ・デシャン監督はキャプテンの交代に苦慮した。ロリスとヴァランが不在の間、グリーズマンがキャプテンマークを巻いていた。2022年9月26日のネーションズリーグでデンマークに敗れた試合も同様だ。しかし、2023年3月、デシャン監督はムバッペをキャプテンに選出したと発表した。メディアは、グリーズマンが不満を抱き、チームを去る可能性もあると報じた。
2022年12月4日、カタールのドーハにあるアル・トゥママ・スタジアムで行われたワールドカップ・ラウンド16で、フランスがポーランドに3-1で勝利した際、グリーズマン(右)とムバッペがゴールを喜ぶ。写真:マルカ
「この決断を受け入れるのは辛かった」とグリーズマンはテレフットに語った。「32歳で、キャリアも終わりに近づいているが、まだ走れる。数日間は胃がムカついた。でも今は大丈夫だし、キャプテンのムバッペを心から応援している」
ムバッペは今年のフランス代表3試合全てでキャプテンを務めており、25歳の彼は今後も当面その役割を続けるだろう。2008年から2022年までロリスが務めたフランス代表の正式なキャプテンとなる可能性もある。
フランスメディアは、ムバッペが2021年代表におけるグリーズマンの影響力に嫉妬していたとも報じた。当時、グリーズマンはチームのプレーの核であり、ほとんどのボールは彼の足元を通り抜けていた。2022年ワールドカップでも、アトレティコ・マドリードのストライカーは引き続きチームの中心選手として活躍したが、ムバッペはゴールデンブーツ賞でさらに輝きを増した。
グリーズマンは、バルセロナでの2019-2022シーズンは期待外れの成績に終わったものの、アトレティコ・マドリードで本来の力を発揮している。昨シーズンはラ・リーガで15ゴール16アシストを記録し、チームのリーグ3位入りに貢献した。グリーズマンは、フランスのクラブからの関心にもかかわらず、2023年夏のアトレティコからPSGへの移籍は考えていないと明言した。
ホアン・アン
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