億万長者のイーロン・マスク氏は6月1日に上海を出発し、中国政府高官と会談し、テスラの上海巨大工場を訪問する中国訪問を終えた。
ロイター通信によると、テスラのCEOは5月31日午後、北京で中国の丁学祥副首相とも会談した。
詳細は明らかにされていないが、ロイター通信によると、この会談は中国の貿易産業大臣や外務大臣との会談後に行われたという。
丁氏は、習近平国家主席が率いる最高統治機関である 政治局常務委員会で6番目に高位の幹部である。2022年に昇進するまでは、習近平主席の首席補佐官を務めていた。世界第2位の経済大国である中国において、李強首相の補佐官として活躍している。
億万長者のイーロン・マスク氏は5月30日に北京に到着後、中国の秦剛外相と会談した。写真:NBCニュース
丁氏にとって外国人CEOとの初の直接会談となった今回の会談は、マスク氏との議論から中国がテスラとの関係をいかに真剣に受け止めているかを如実に表した。中国はテスラにとって世界第2位の市場であり、同社最大の生産拠点でもある。
マスク氏が今回の中国訪問中に李強首相と会談するかどうかは不明だ。マスク氏は5月31日朝に上海を出発し、バッテリーサプライヤーとの会談やテスラの上海ギガファクトリーの視察を含む2日間の中国訪問を終えた。
マスク氏の3年ぶりの中国訪問は、中国が新型コロナウイルス感染拡大に対する長期にわたる厳しい管理の後、米国との地政学的緊張が高まる中、外国企業に友好的な環境を作ろうとしている中で行われた。
グエン・トゥエット(ロイター、CNBCによる)
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