デンマークのアマチュア考古学者グループ「チーム・レインボー・パワー」が、ユトランド半島のヴァイエン市の野原を金属探知機で捜索し、古代バイキングの金の財宝の最大の埋蔵量を発見した。
デンマーク国立博物館によると、7本のネックレス(うち6本は金、1本は銀)は900年頃のものだ。重さは約900グラムで、デンマークで発見されたバイキングの金の宝物としては最大級だ。
考古学者の一人、マリー・アーガード・ラーセン氏は、約10分間の現場捜索の後、最初のネックレスを発見したと述べた。その後、ラーセン氏と夫のクリスチャン・ネーダーガード・ドライオイ氏、そして親友のノーガード・ペダーセン氏は、さらに複数の金のネックレスを発見した。
古代バイキングの7つのネックレスの宝物。(写真:テックタイムズ)
これらの遺物を収集した後、彼らはスンダルスコフ博物館の専門家ラース・グルンドヴァド氏に鑑定を依頼した。グルンドヴァド氏によると、7つのネックレスのうち2つは、ヴァイキング社会の貴族階級にまつわるイェリング様式で作られたという。
デンマーク国立博物館のバイキング専門家、ピーター・ペンツ氏は、これらのネックレスはバイキング王から忠臣や同盟国への贈り物だった可能性があると述べた。儀式の一環として埋葬されたか、あるいは誰かが保管のために埋めた可能性もある。
クオック・タイ(出典:テックタイムズ)
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