米国連邦選挙委員会の記録によると、ジョー・バイデン米大統領の選挙運動予算はドナルド・トランプ前大統領の3倍に上る。しかし、FOXニュースの最新世論調査によると、ドナルド・トランプ氏がジョー・バイデン氏を5ポイントリードしている。
ジョー・バイデン大統領は3月7日の一般教書演説以来、毎週のように激戦州を訪れ、選挙活動を行っている。3月28日には、ニューヨーク市でバラク・オバマ前大統領とビル・クリントン前大統領と共に5,000人以上の支持者を集めた募金活動を行い、約2,500万ドルの資金が集まると見込まれている。
ジョー・バイデン米大統領の選挙予算は、ドナルド・トランプ前大統領の選挙予算の3倍だが、ドナルド・トランプ氏がジョー・バイデン氏を5パーセントポイント上回っている。写真:CNBC
一方、トランプ氏の選挙運動は財政的に苦戦しており、3月12日に共和党の大統領候補指名を獲得して以来、選挙活動はたった1回しか開催していない。トランプ氏は、 選挙活動のスケジュールを複雑化させている一連の刑事事件や法的な問題に対処するため、出廷している。
元大統領の個人的な財産も、控訴裁判所が4億6400万ドルの詐欺判決の執行を遅らせるため、支払額を1億7500万ドルに減額したことで混乱に陥っている。また、ソーシャルメディアプラットフォームを企業と合併させたことで、帳簿上の資産は50億ドル弱にまで膨らんだ。フィナンシャル・タイムズ紙によると、ドナルド・トランプ陣営はジョー・バイデンとの資金差を埋めようと躍起になっており、来週4月6日にフロリダ州パームビーチで行われる「大規模な」資金調達イベントで3300万ドルを調達すると予想されている。
資金面での優位性にもかかわらず、FOXニュースによると、3月27日に発表された世論調査では、トランプ氏が50%の支持を獲得したのに対し、現職のバイデン大統領は45%の支持を獲得した。これは、FOXニュースの全国世論調査において、トランプ氏が民主党の対立候補に与えた最大の差でもある。
2024年の大統領選では、数百万ドル規模の資金調達イベントが中心的な戦場となりつつある。史上最も高額な選挙戦になると予想されるこの選挙戦で、各陣営は大口寄付者の獲得に躍起になっている。
カーン・ミン
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