フーシ派のアル・マシラテレビ局は、ホデイダ北西のラス・イッサ地区にある海軍基地付近への空爆3回を報じた。しかし、米軍中央軍(CENTCOM)は空爆を認めていない。
フーシ派幹部のフセイン・アル・エジー氏はソーシャルネットワークX上で、同勢力はイスラエルにガザ紛争の終結を迫るため「近日中にバブ・エル・マンダブ海峡を完全に封鎖する」ことを検討していると述べた。
フーシ派のヘリコプターが紅海で貨物船ギャラクシー・リーダー号に接近している。(写真:ロイター)
紅海とインド洋の間の海上交通の重要な要衝であるバブ・エル・マンダブ海峡が封鎖されれば、世界の石油供給と貿易は深刻な混乱に陥るだろう。
これに先立ち、中央軍は、米軍がイエメンのフーシ派の無人航空機(UAV)4機と対艦巡航ミサイル2発を、米海軍の艦艇や軍艦に対する潜在的な脅威であると判断して破壊したと発表した。
CENTCOM(中央軍)によると、無人機と巡航ミサイルはイエメンのフーシ派支配地域から紅海に向けて発射される予定だった。さらに米軍は、紅海で航行していた商船の付近でフーシ派の自爆無人機3機を撃墜した。
また、CENTCOMは、米軍の攻撃が2月22日と23日(現地時間)に実施され、船舶への被害は記録されていないことを確認した。
イエメンのフーシ派は、ガザ地区でハマスとイスラエルの紛争が勃発した後、パレスチナ人との連帯を示すため、2023年11月中旬以降、紅海とバブ・エル・マンデブ海峡で無人機やミサイルを繰り返し使用して国際商船を攻撃している。
米英連合軍は、イエメンのフーシ派施設を標的とした数十回の空爆で応戦した。フーシ派と西側諸国間の緊張の高まりは、紅海地域を極めて深刻な安全保障上の不安定な状態に陥らせている。
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