7月16日、一部の情報筋によると、左派の新人民戦線(NFP)連立政権の4党のうち3党が首相指名で合意したが、連立政権内の極左派が反対する可能性が高いという。
ローレンス・トゥビアナ氏は、2015年の気候変動に関するパリ協定の「設計者」とみなされている。(出典:AFP) |
左派政党の幅広い連合であるNFPは前回の選挙で577議席中193議席を獲得して最多議席を獲得したが、下院で過半数を占めるには至らなかった。
ハフポストは、7月15日にNFPの社会党、緑の党、共産党がローレンス・トゥビアナ氏を首相候補としてエマニュエル・マクロン大統領に紹介すると報じた。
73歳のトゥビアナ氏は外交官であり学者でもあり、画期的な文書である2015年の気候変動に関するパリ協定の「母」あるいは「設計者」とみなされており、この協定の主な交渉者でもあった。
2017年から欧州気候財団の代表を務めている。社会党政権の顧問を務めた経験はあるものの、トゥビアナ氏はフランスのどの 政党にも所属していない。
しかし、この提案はNFP連合の最大派閥である極左政党「フランス不敗(LFI)」に反対された。LFIは、候補者は同党員であるべきだと主張した。
LFIのポール・ヴァニエ議員は、トゥビアナ氏が中道派のエマニュエル・マクロン大統領と同様の見解を持っているため、同党は彼女を首相として支持しないと述べた。もしLFIがこの提案を支持するならば、それは連立政権の有権者に対する「裏切り」となるだろうとヴァニエ議員は述べた。
LFIはまた、下院での信任投票を勝ち取れるような連立政権を中道政党に結成するよう求める同盟側の提案も拒否した。
一方、マクロン大統領は、左派NFP連合の最大組織であるLFIの代表者や極右政党の国民連合(RN)の代表者が新政権のリーダーの役割を担うことに同意しなかった。
最近の選挙では、マクロン氏の中道連合が国民議会で164議席を獲得して第2位となり、RNは143議席で第3位となった。
退任するフランスのガブリエル・アタル首相は、近日中にマクロン大統領に辞表を提出するとみられており、マクロン大統領は、7月26日に開幕する2024年夏季オリンピックがフランスで開催される間、アタル首相に留任を求めなければならないかもしれない。
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出典: https://baoquocte.vn/be-tac-trong-lua-chon-thu-tuong-phap-ung-cu-vien-cong-than-cua-hiep-dinh-paris-ve-bien-doi-khi-hau-van-khong-lam-hai-long-tat-ca-278894.html
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