ポーランドのドナルド・トゥスク首相は1月30日、ウクライナ紛争に関する重要会議を前に、ハンガリーの意見に関わらず、欧州連合(EU)はウクライナへの支援を継続する方法を見つけるべきだと述べた。
ポーランドのドナルド・トゥスク首相。(出典:EPA/EFE) |
ストレーツ・タイムズ紙によると、トゥスク首相は記者団に対し、「ハンガリーが関与するか否かに関わらず、いずれにせよウクライナ支援の解決策を見つけるだろう」と述べた。EUは今週、ウクライナ支援をめぐる意見の相違を解決するため会合を開く予定だ。ロシアと緊密な関係にあるハンガリーのヴィクトル・オルバーン首相は、以前、EUによるウクライナへの500億ユーロ(542億ドル)の支援策に拒否権を発動していた。
スロバキアやハンガリーを含む欧州各地のポピュリスト指導者たちは、ロシアによるウクライナへの異常な軍事作戦と、キエフ政府による数百億ユーロ規模の緊急支援要請を非難している。しかし、EUの最新の支援策に拒否権を発動したのはブダペストのみである。
元欧州理事会議長のトゥスク氏は、オルバーン首相を「EUにおける公然とした反ウクライナの指導者」と呼んだ。ポーランドのオルバーン首相はまた、来たる首脳会談に先立ち、スロバキアのロベルト・フィツォ首相と協議すると述べた。
ロイター通信は、ウクライナのリヴィウ州知事マクシム・コジツキー氏が3月30日、同州がロシア統治の痕跡を完全に消し去る取り組みの一環として、ソ連時代の記念碑を全て撤去した国内初の地域になったと発表したと報じた。
ウクライナは、親モスクワ派の大統領を追放した2014年の革命後、「脱共産主義化」運動を開始し、現在3年目を迎えるロシアのウクライナ軍事作戦に対抗する努力としてこの運動を継続している。
「こうした『偶像』を倒すために、地方予算から1コペイカも使われていない」とコジツキー氏はテレグラム・メッセージアプリに書いた。
彼は破壊されたコンクリート像の写真を示したが、その正体はすぐには分からなかった。1991年にソ連からの独立を宣言したウクライナでは、近年、数千もの道路や集落が共同事業の一環として改名されている。
マクシム・コジツキー知事は、ポーランドと国境を接するウクライナ西部の州リヴォフで、2023年に活動家と地元住民によって312体の記念碑が撤去されたと述べた。
先週、ウクライナ第二の都市ハリコフの市長は、市中心部のプーシキン通りを著名なウクライナの哲学者にちなんで改名することを提案した。一方、先月、ウクライナの首都キエフの当局は、中央通りから赤軍司令官の像を撤去した。
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