フーコック島の南東に位置するナムドゥ諸島は、大小約21の島々で構成されています。この「楽園」へは、ラックザー港からボートで約2時間かけて到着します。



冒険好きなら、バイクをレンタルして島内を自由に散策できます。中でも見逃せないのがナムドゥ灯台です。海抜約300メートルの丘の上に建つこの灯台は、ベトナムで最も高い灯台で、船乗りたちの航海を熱心に導いています。展望台に登れば、「ナムドゥの真珠」とも呼ばれるこの灯台の美しさを目の当たりにすることができます。ホンロン島からはボートをレンタルして、ホンダウ島、ホンガン島、バイマウ島といった周辺の小さな島々を訪れることもできます。

南杜の豊かな海産物も、観光客を惹きつけています。この地で最も有名なのは、焼き青骨魚(ハサミとも呼ばれる)です。これは、トングのように鋭い嘴を持つナマズの一種で、皮と骨が青いことから青骨魚と呼ばれています。調理する際は、バナナの葉に包んで炭火で焼きます。香ばしい焼き魚をライスペーパーと野菜で巻き、魚醤、ニンニク、唐辛子につけて食べると、たまらない美味しさです。

街の喧騒を離れ、青い海に浸り、波の音を聞きながらナムドゥでリラックスしたひとときを過ごすことほど素晴らしいことはありません。
ヘリテージマガジン
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