イスラエルとハマスがガザ地区での停戦を延長した直後、エルサレムで3人が死亡した銃撃事件についてハマスが犯行声明を出した。
エルサレムのバスターミナル近くで今日起きた銃撃事件の数時間後に発表された声明で、ハマスはこれを「ガザ地区の占領者と、ヨルダン川西岸のイスラエル支配地域ジェニンの子どもたちに対して犯された前例のない犯罪に対する当然の反応」だと述べた。
イスラエル警察によると、車に乗った2人の容疑者が襲撃を実行した。1人はM-16ライフル、もう1人は拳銃を所持していた。ソーシャルメディアで拡散されている動画には、白い車から降りた2人の男がバスを待つ人々に発砲し、現場の警備員と通行人に射殺される様子が映っている。
警察は彼らの車から弾薬などの武器も発見し、2人はイスラエルに拘留されていたと付け加えた。ハマスは、武装した男たちをムラド・ネムル(38歳)とイブラヒム・ネムル(30歳)の兄弟と特定した。彼らは東エルサレムのハマス武装部隊のメンバーである。
11月30日にエルサレムで発生した銃撃事件の現場。写真: AFP
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、兵士と民間人の迅速な行動が、より深刻な攻撃を防ぐのに役立ったと述べた。「政府は国民への武器の配布を増やすつもりだ」と首相は述べた。
イスラエルのイサク・ヘルツォグ大統領は、アントニー・ブリンケン米国務長官と会談し、今回の銃撃事件はハマスなどの過激派組織に対する「終わりなき戦争」の一例であると述べた。ブリンケン長官は、今回の事件は「イスラエル人が日々直面している」脅威を改めて認識させるものだと述べた。
10月7日にハマスがイスラエル南部にロケット弾攻撃を開始し、テルアビブがガザ地区でこれに反撃して以来、ヨルダン川西岸地区での暴力行為が増加している。2週間前には、ヨルダン川西岸地区とエルサレムを結ぶトンネルの入り口にある検問所への襲撃で、イスラエル兵1人が死亡、5人が負傷した。イスラエル警察は襲撃犯3人全員を射殺した。
ハマスの武装組織であるエッゼディン・アル・カッサム旅団がこの攻撃の責任を主張した。
エルサレムの位置。グラフィック: BBC
タン・タム( AFP通信による)
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