(CLO)タイと中国は共同で、タイとミャンマー、カンボジアの国境沿いで急速に拡大している電話詐欺ネットワークに対処するための調整センターを設立する。
こうした詐欺センターは、人身売買された労働者を利用してオンラインや電話による詐欺を実行し、被害者の資産を盗むことが多い。
国連によると、東南アジア地域、特にタイ、ミャンマー、ラオス、カンボジアの国境地域は、COVID-19パンデミック以降、通信およびオンライン詐欺の拠点となっている。数十万人が人身売買の被害に遭い、これらの詐欺拠点で強制労働させられている。
タイ国旗と中国国旗。イラスト:AI
タイ警察は1月24日、バンコクの国家警察本部に調整センターを設置すると発表した。一方、中国も詐欺の温床とされるミャンマーのミャワディに隣接するタイ・ターク県メーソート郡にセンターを設置する計画だ。
タイ警察は、「これらのセンターは連携し、ミャワディ(ミャンマー)およびタイ・カンボジア国境地域で活動する詐欺組織の捜査・摘発を行う。これらの地域には多くの中国人とタイ人が関与している」と述べた。バンコクのセンターは2025年2月に稼働開始予定。
タイでは、さまざまな国からの労働者が詐欺に遭い、残酷な扱いを受けている詐欺組織に対して、政府がより厳しく取り締まるよう求める世論が高まっている。
中国メディアは火曜日、中国、ミャンマー、タイの当局者らが中国昆明市で会合を開き、ミャンマーの詐欺拠点を撲滅することでも合意に達したと報じた。
今週、タイ軍代表団は首都ネピドーでミャンマーのソエ・ウィン副司令官と会談し、人身売買やオンライン詐欺を取り締まる対策について協議した。
カオ・フォン(ニューズウィーク、バンコクポスト、CNAによる)
[広告2]
出典: https://www.congluan.vn/thai-lan-va-trung-quoc-hop-tac-chong-mang-luoi-lua-dao-qua-dien-thoai-post331975.html
コメント (0)