10月23日、首都アンカラ近郊のトルコ航空宇宙産業(TUSAS)の本部で致命的な攻撃が発生した。
10月23日、トルコのTUSAS攻撃現場から煙が上がっている。(出典:ロイター) |
アナドル通信によると、現場では大きな爆発があり、その後銃撃戦が続いた。TUSASはトルコを代表する防衛・航空宇宙企業の一つで、トルコ初の戦闘機「KAAN」をはじめとする重要なプロジェクトを製造している。
アリ・イェルリカヤ内務大臣はソーシャルネットワークXで、これはアンカラのカフラマンカザンにあるTUSAS施設を狙ったテロ攻撃だと述べた。イェルリカヤ氏は、男女2人の襲撃者が殺害されたことを確認し、当局が身元確認を進めている。
この攻撃で約5人が死亡、22人が負傷し、うち3人が重体となっている。
テレビ映像には、破損した門と近くの駐車場での衝突の様子が映し出されていた。救急隊が現場に急行した。
一方、トルコのヤサル・ギュレル国防相は、テロリストとみなされ禁止されている組織であるクルド労働者党(PKK)が事件の背後にいると発表し、トルコ政府は「最後のテロリストを排除するまで追跡をやめない」と強調した。
事件後、トルコ国防省は、同国軍がイラク北部とシリアの30以上の標的に対して報復空爆を実施したことを確認した。国防省の発表では、すべての標的が破壊され、作戦は継続中であることも確認されたが、詳細は明らかにされなかった。
同日、北大西洋条約機構(NATO)やロシア、ドイツ、フランス、イランなど多くの国の首脳らは、この攻撃を強く非難し、トルコ政府と国民に深い哀悼の意を表した。
NATOのマルク・ルッテ事務総長は10月23日、 NATOは同盟国トルコを支持し、「事態の進展を注意深く監視している」と述べた。
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出典: https://baoquocte.vn/tho-nhi-ky-tan-cong-khung-bo-gay-thuong-vong-ankara-phan-don-ngay-tap-lu-nato-the-hien-tinh-doan-ket-291153.html
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