マンチェスター・シティの勝利により、トッテナムはブライトンに勝利しプレミアリーグのトップ4に返り咲くことになったが、ポステコグルー監督率いるトッテナムは試合開始から80分間、良いプレーができなかった。トッテナムが本格的に盛り返したのは、アディショナルタイムの11分を含む最後の20分だけだったが、アウェイチームにとっては勝ち点1を獲得するには遅すぎた。
ホームアドバンテージを得たブライトンは、開始直後から攻撃を仕掛けた。11分、トッテナムの守備陣はヒンシェルウッドをペナルティエリア手前で独走させ、ボールを受ける。ブライトンの右サイドバックは自在にボールを操りシュート。ボールはゴールキーパー・ビカリオ付近まで高く舞い上がったが、相手のシュートは強烈で、トッテナムのゴールキーパーはブロックに間に合わなかった。
ヒンシェルウッドの先制ゴール(写真:ゲッティ)
このゴールでブライトンの選手たちは自信を深め、プレッシャーを強めた。ゴールキーパーのビカリオは苦戦を強いられた。22分、クルゼフスキがウェルベックをペナルティエリア内で引きつけたため、主審はブライトンにPKを与えた。これをジョアン・ペドロが決め、スコアは2点となった。
ブライトンは試合を完全に支配した。32分、ミルナーがペナルティエリア手前からシュートを放つと、ボールはビカリオの手が届かないところへ逸れたが、ポストに当たったことでアウェイチームは失点を免れた。37分、トッテナムのゴールネットが3度目の揺らめきを見せたが、オフサイドの判定でゴールは認められなかった。
前半は不安定な展開で、枠内シュートは一本も放てなかったトッテナムは、後半に反撃を試みた。46分、リシャルリソンがホームチームのゴールにシュートを放ったが、オフサイドの判定でゴールは認められなかった。
トッテナムの攻撃がまだ実を結んでいなかった頃、彼らは予想外の3点目を許してしまう。63分、エストピナンがペナルティエリア外からカーリングシュートを放つと、ボールはゴール右隅に吸い込まれ、ビカリオのブロックは不可能だった。このゴールは、ホームチームのために後半開始早々にピッチに投入されたエストピナンの卓越した決定力を見せつけた。
エストピナンがトッテナム戦で決めた傑作ゴール(写真:ゲッティ)。
トッテナムの悪夢は73分も続き、ロ・チェルソがペナルティエリア内でファーガソンにファウルし、この試合2度目のPKを獲得した。その後もジョアン・ペドロがPKを蹴り、76分にゴールを決めて4-0とした。
4失点を喫したトッテナムは、もはや失うものがない状況に陥った。アウェイチームは猛反撃を見せ、81分と85分にベニスとデイヴィスの活躍で2点を奪うという驚異的な展開となった。2-4と追い上げられた後も、トッテナムは特に延長戦で猛反撃を続けた。しかし、ブライトンは粘り強く守り切り、4-2で勝利を収め、勝ち点3を獲得した。
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