(ダン・トリ) - 反政府勢力はシリア首都から約50キロの地点にいて、同市を包囲しようとしていると主張している。
ホムスの反政府勢力の軍用車両と武器(写真:ロイター)。
シリア反政府勢力は、政府軍が主要都市ホムスを守るために抵抗を続ける中、12月7日に進撃を加速させたと発表した。
反政府勢力が1週間前にアレッポを占領して以来、シリア軍の防衛は深刻な脅威にさらされ、いくつかの重要地域を失った。
HTS反政府勢力は、北部のアレッポ、中部のハマ、東部のデリゾールを制圧したほか、南部のクネイトラ、ダラア、スウェイダも制圧したと主張しており、首都ダマスカスから約50キロの距離にある。
政府軍はホムスに防衛線を集中させた。一方、シリアとロシアの空軍はホムス・タタールスタン共和国の拠点を攻撃した。シリア国営メディアによると、過去1週間で反政府勢力2,500人が死亡した。
ハヤト・タハリール・アル・シャム(HTS)グループが率いる反政府連合の報道官ハッサン・アブドゥルガニ氏は、ダマスカスの「包囲」作戦の「最終段階」が始まったと述べた。
シリア軍は、自軍がダマスカス地域から撤退したという報道を否定し、インターネット上に出回っている情報は「武装テロ組織による、ダマスカス郊外の民間人の間にパニックと恐怖を広めることを目的とした虚偽のメディアキャンペーン」だと述べた。
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、モスクワはシリアにおける「テロリスト」の活動を阻止するためにあらゆる手段を講じていると述べた上で、ダマスカス政府と正当な反体制派との対話を求めたが、どのグループが関与するかは明らかにしなかった。
ロシアはシリアに海軍と空軍の基地を置いているが、これらはシリアを支援するだけでなく、地中海とアフリカにおけるモスクワの影響力を維持する上でも重要である。
イランの支援を受けるイラク民兵は警戒態勢を強めており、数千人の重武装戦闘員がシリアへの派遣準備を整えており、その多くが国境付近に集結している。イラク政府報道官は、同国はシリアへの軍事介入を求めていないと述べた。
イランのメディアによると、イランの高官アリ・ラリジャニ氏は12月6日、ダマスカスでシリア代表団と会談した。イランのアッバース・アラクチ外相は「シリアの将来展望に関して具体的な決定はなされていない」と述べた。
一方、ニューヨーク・タイムズ紙は事情に詳しい筋の話として、イランがシリアから外交官や軍関係者の避難を開始したと報じた。
同紙によると、隣国イラクとレバノンに避難した人々のなかには、革命防衛隊の海外部隊であるコッズ部隊の上級司令官も含まれていた。
情報筋によると、治安部隊員、一部のイラン外交官、その家族、そしてイラン民間人も避難中だ。「一部の避難者は飛行機でテヘランへ、残りは陸路でレバノン、イラク、そしてシリアのラタキア港へ向かっている」と当局者は述べた。
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出典: https://dantri.com.vn/the-gioi/phien-quan-noi-loan-cach-thu-do-syria-50km-tim-cach-bao-vay-damascus-20241207214427989.htm
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