ニジェールのクーデター指導者らは、先月のクーデターを受けて首相と閣僚を任命し、新政府の樹立を発表した。
経済学者のアリ・マハマン・ラミン・ゼイン首相が21名の閣僚を率いる。ゼイン首相は経済財務大臣も兼任する。
本日、「政府事務総長」マハマネ・ロウファイ・ラウアリ氏がテレビで発表したニジェール国防会議(CNSP)の布告によれば、クーデターを主導した二人の将軍、サリフ・モディとモハメド・トゥンバがそれぞれ国防大臣と内務大臣に任命された。
ラウアリ氏は軍事政権に関する他の計画については言及しなかった。新政権は前政権の半分の規模となる。
7月26日、アブドゥラハマネ・ティアニ将軍率いるニジェール大統領警護隊がクーデターを起こし、モハメド・バズム大統領を打倒して軍事政権を樹立した。ティアニ将軍は国家元首としてCNSP議長を務めた。
アブドゥラハマネ・ティアニ将軍は7月28日、ニジェール国営テレビで演説した。写真: AFP
新政府樹立に向けた動きは、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)が8月10日にニジェール情勢に関する首脳会議を開催する予定である中で行われた。ECOWASの議長国を務めるナイジェリアは、ECOWASはいかなる選択肢も排除していないものの、外交こそが危機解決の「最善の道」だと考えていると述べた。
米国と欧州諸国は、外交的手段によってニジェールのクーデターを終結させるチャンスがまだあると考えている。フランスは、ニジェールの憲法秩序の回復はECOWASにかかっていると考えている。
ニジェールの元反政府勢力指導者、リッサ・アグ・ブーラ氏は8月9日、バズム大統領の権力回復を目指す反クーデター運動を結成したと発表した。ブーラ氏は1996年から1999年、および1999年から2004年までニジェールの観光大臣を務めた。
2008年、彼は反政府反乱運動組織FFRを設立した。1年後、FFRは反乱に参加したメンバーの恩赦と引き換えに、リビア主導のニジェール紛争終結のための和平プロセスに参加した。その後、ブーラはニジェールで政治活動を続けた。
フエン・レー氏( AFP通信、ロイター通信による)
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