オバマ前大統領の任期中、バイデン氏は副大統領を務めていた。オバマ前大統領の発言は、バイデン氏の再選に疑問を呈する有力 政治家の一人がオバマ前大統領だったとの先週の報道を受けてのものとなった。
注目すべきは、上記の声明の中でオバマ大統領が、バイデン氏が後任候補として支持したカマラ・ハリス現副大統領について言及しなかったことだ。
オバマ氏は、民主党は党大会までの数週間でこの前例のない状況に対処すると述べた。
左からバイデン氏、トランプ氏、ハリス氏。写真:フォックスニュース
これに先立ち、現地時間7月21日深夜(ベトナム時間7月22日早朝)、バイデン大統領は自身の党員からの圧力が強まる中、再選を断念すると発表した。
81歳でホワイトハウスに就任した最高齢の指導者であるバイデン大統領は、11月の大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏と対決する党の候補者として、自身の後任としてカマラ・ハリス副大統領を支持すると述べた。
バイデン氏はまた、来年1月20日の任期満了まで米国大統領として職務を続けると述べ、今週国民に向けて演説する予定だ。
バイデン氏は先週、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出て以来、公の場に姿を見せておらず、デラウェア州リホボスビーチの自宅で隔離している。
バイデン氏はソーシャルメディアXで「再選を目指すつもりだが、選挙活動から身を引いて大統領としての残りの任期に専念することが党と国にとって最善の利益だと考えている」と述べた。
この動きは、ここ数週間何度も揺れ動いてきた選挙戦を劇的に変えるものだ。最初は6月27日の討論会でのバイデン氏の惨憺たるパフォーマンスで、民主党の同僚らが討論会からの撤退を促した。
そして、7月13日にはトランプ前大統領(78歳)に対する暗殺未遂事件が発生し、先週トランプ氏は共和党の強硬派上院議員J・D・バンス氏(39歳)を副大統領候補に指名した。
世論調査では、バイデン氏とトランプ氏の再戦の可能性について米国民は不満を表明しており、トランプ氏は7月21日、CNNに対し、ハリス氏の方が簡単に倒せると思うと語った。
ハリス氏が候補になれば、黒人大統領を選出し、2世紀以上女性大統領がいなかった米国で、黒人およびアジア系米国人女性が初めてホワイトハウスに立候補するという、民主党にとって前例のない決定となる。
民主党全国委員会のジェイミー・ハリソン委員長は、アメリカ国民は間もなく党から指名プロセスの今後の進め方と今後の方針について聞かされるだろうと述べた。現職のアメリカ大統領が党からの指名を放棄するのは、半世紀以上ぶりのことだ。
59歳のハリス氏は正式に指名されれば、アメリカ史上初めて主要政党を率いる黒人女性となる。カリフォルニア州の元司法長官、元上院議員であるハリス氏は、2020年のアメリカ大統領候補指名選挙に出馬したが落選した。
「私の目標はこの指名獲得です」とハリス氏は声明で述べた。「民主党を、そしてこの国を一つにし、ドナルド・トランプ氏を倒すために、全力を尽くします」
複数の情報筋によると、ハリス氏の陣営関係者や同盟者、支持者たちは、8月19日から22日にシカゴで開催される民主党全国大会を前に、ハリス氏の指名に対する代議員の支持を確保するための呼びかけを始めている。
ミン・ドゥック(ロイター、9Newsによる)
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出典: https://www.nguoiduatin.vn/ong-obama-len-tieng-ve-quyet-dinh-tu-bo-tranh-cu-cua-ong-biden-204240722060847202.htm
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