ノバク・ジョコビッチは、2023年全仏オープンでの勝利により、国際テニス協会(ATP)のランキング1位に返り咲いた。一方、元チャンピオンのラファエル・ナダルは136位に後退した。
ノバク・ジョコビッチが世界テニスランキング1位に返り咲いた。(出典:AP通信) |
ジョコビッチはボーナスポイント1,640を獲得し、2つ順位を上げてATPランキングのトップに返り咲いた。ジョコビッチが2023年シーズンに世界ランキング1位に躍り出るのはこれで3度目で、36歳のセルビア人選手はATPランキングで388週間トップの座を維持している。
カルロス・アルカラスはフランスのトーナメントの準決勝に進出して360ボーナスポイントを獲得したが、この成績だけではスペインの選手としてはトップの座を維持するには不十分である。
ダニール・メドベージェフは2023年全仏オープンから早々に敗退し、230ポイントを失い世界ランキング3位となった。次点には、カスパー・ルード、ステファノス・チチパス、ホルガー・ルーネが名を連ねている。
ATPトップ10は引き続き変動しており、カレン・ハチャノフ(ロシア)が10位に上昇し、同僚のフェリックス・オジェ・アリアシム(カナダ)を11位に押し下げた。
先週のランキングでは、デニス・シャポバロフ(カナダ)が29位に、ニコラス・ジャリー(チリ)が30位にそれぞれ上昇し、2人の選手がトップ30にランクインした。
ラファエル・ナダルは、全仏オープンでタイトル防衛に失敗したことで2,000ポイントを失い、世界ランキングで121位下がって136位となった。20年以上ATPトップ100に君臨してきたナダルは、正式にトップ100テニス選手のリストから除外された。
ナダルが最後にトップ100位圏外にいたのは、2003年4月14日で、当時は106位だった。ナダルは2023年1月18日の全豪オープン2回戦で敗退して以来、試合に出場していない。
女子テニス協会(WTA)ランキングでは、ポーランドのテニス選手イガ・シフィオンテクが、2023年ローランギャロスで優勝し、引き続きトップの座を維持している。
アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)は8,012ポイントで2位を維持。ジェシカ・ペグラ(アメリカ)は、エレナ・ルィバキナ(カザフスタン)とカロリーヌ・ガルシア(フランス)の台頭により、世界ランキング3位の座を失った。
[広告2]
ソース
コメント (0)