報道によれば、モスクワの砲兵隊は10月25日、ザポリージャ地方オレホヴォ方面のロシア軍陣地に対するウクライナ軍の2度の攻撃を撃退した。
ロシア軍は10月25日、ザポリージャでウクライナ軍の2度の攻撃を阻止した。(出典:ワシントン・ポスト) |
情報筋によると、ウクライナ空挺部隊はロシア軍の陣地に接近した際にロシア軍の砲撃を受け、損害を被ったという。
ウクライナの機械化歩兵部隊もまた、この方向への前進を試みた。歩兵戦闘車2両と戦車1両の支援を受けていたにもかかわらず、ウクライナの突撃部隊はロシア軍の砲撃を受け、大きな損害を被った。
10月26日、西側戦闘グループの報道官セルゲイ・ジビンスキー氏は、同グループがハリコフ州ティモフカ付近のウクライナ軍駐屯地を攻撃したことを確認した。
「クピャンスクでの戦闘中、西方戦闘集団の部隊は航空と砲兵の支援を受けて、シンコフカ、ティモフカ、ナディア近郊でウクライナ機械化旅団による15回の攻撃を撃退した」とジビンスキー氏は述べた。
同日、ブルームバーグ通信社(米国)は関係筋の話として、欧州連合(EU)はウクライナへの砲弾供給が遅れていると報じた。
EUは2023年3月までにウクライナに100万発の砲弾を供給する予定だった。しかし、これまでのところ、EUは上記の数量の約30%しか供給していない。情報筋によると、複数のEU加盟国がキエフへの弾薬供給期間の延長を要請しているという。
これに先立ち、EUのジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表は、EUはロシア軍に対抗するため今年初めからウクライナに155ミリ砲弾30万発とミサイル2600発を寄付したと述べた。
2月、ボレル氏はブリュッセルがキエフに砲弾100万発を提供すると約束した。一方、この目的のために欧州平和基金から20億ユーロが拠出されている。
10月26日の別の動きとして、スロバキアのロベルト・フィツォ首相はウクライナへの軍事支援を行わないと発表した。
フィツォ首相は国会議員との会談で、「我々はウクライナへの人道支援と民間支援を支持する。これは私の内閣の公式方針となる。我々はウクライナにいかなる武器も供与しない」と強調した。
同時に、この当局者は、EUはウクライナへの武器供給国から和平交渉国へと役割を変える必要があると述べた。
スロバキアのズザナ・チャプトヴァ大統領は10月25日、ロベルト・フィツォ氏率いる社会民主志向党(Smer-SD)が9月30日の総選挙で勝利し、他の2つの政党と連立政権を組んだことを受けて、正式にフィツォ氏を新首相に任命した。
選挙運動中、この政治家の所属するSmer-SD党はウクライナへの軍事援助に反対する立場を取った。
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