6月15日、米軍はイエメンのフーシ派が運営するレーダー施設に対して一連の攻撃を行った。
米軍の攻撃後に破壊されたフーシ派のレーダー。(出典:AFP) |
米中央軍(CENTCOM)によると、米軍の攻撃によりフーシ派支配地域にあるレーダー7基が破壊された。これらのレーダーは、フーシ派が標的を特定し、船舶を攻撃し、海上における商業輸送活動を危険にさらすための「目」となっている。
さらに、CENTCOMは別の攻撃で、米国が紅海で爆弾を搭載した無人船2隻と、この海域でフーシ派が発射したドローン1隻を破壊したと発表した。
同通信社は、リベリア船籍でギリシャ所有のばら積み貨物船「チューター」の船員1人が、6月12日にフーシ派のドローン攻撃を受けて依然として行方不明になっていると付け加えた。
乗組員は船を放棄し、米空母フィリピン・シーとその協力部隊によって救助された。一方、英国海事貿易作戦センターは6月15日午後、チューター号が依然として炎上し沈没していると発表した。
フィリピン国営通信社(PNA)は、フィリピン労働移民局長ハンス・レオ・カクダック氏が、行方不明の船員がフィリピン国籍であることを確認したと報じた。チューター号の船員22人のほとんどはフィリピン出身だった。
これらの攻撃は、紅海でイスラエルと関連があるとされるフーシ派による商船攻撃に米海軍が対抗しようとしているさなかに発生した。フーシ派は、イスラエルによるガザ地区での軍事作戦継続に抗議し、今後も攻撃を続けると誓っている。
米海事局によると、フーシ派は2023年11月以降、紅海の商船を50回以上攻撃し、船員3人を殺害し、船1隻を拿捕し、もう1隻を沈没させた。
これに対し、1月以来、米国主導のフーシ派に対する空爆作戦により、少なくとも16人の戦闘員が死亡した。
[広告2]
出典: https://baoquocte.vn/my-pha-huy-hang-loat-doi-mat-nhin-duong-tan-cong-tau-thuyen-cua-houthi-tai-yemen-275244.html
コメント (0)