ラトビアの首相は、NATOはウクライナへの部隊派遣について議論する準備はできておらず、同盟はキエフへの軍事的・財政的支援の提供に重点を置くべきだと述べた。
「ウクライナが今、真に求めているのは派兵ではない」と、ラトビアのエヴィカ・シリナ首相は3月27日、ベルリンでドイツのオラフ・ショルツ首相と会談した後、述べた。「彼らは他のことを求めており、我々はそちらの問題に焦点を当てる必要があると考えている」
シリナ氏によると、西側諸国の同盟国は、ウクライナがロシアに対処するために必要な武器と弾薬の購入と輸送に重点を置くべきだという。
「ラトビアとドイツはチェコの取り組みに加わった。ウクライナをより迅速に支援するため、欧州以外から弾薬を購入している」とラトビア首相は付け加えた。ラトビアは英国と共同で、ウクライナに100万機の無人航空機(UAV)を供給することを目指しており、1年以内に実現に向けて取り組んでいる。
ラトビアのエヴィカ・シリナ首相は3月27日、ベルリンでドイツのオラフ・ショルツ首相と記者会見を行った。写真: AFP
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は2月下旬、パリで開催された欧州首脳会議の後、「西側諸国がウクライナに派兵する可能性を排除しない」と述べた。その後、マクロン大統領は、この発言はフランスが近い将来にウクライナに派兵することを意味するものではないと明言した。フランス当局者らは、マクロン大統領は議論を喚起したいだけで、具体的な計画はないと述べた。
米国、ドイツ、英国、ポーランド、チェコ共和国をはじめとする欧州諸国は、ウクライナへの部隊派遣の計画はないと述べた。NATOのイエンス・ストルテンベルグ事務総長もその可能性を否定した。一方、ポーランドは3月8日、NATO軍がウクライナに駐留していると発表したが、どの加盟国からの部隊かは明らかにしなかった。
クレムリンは、西側諸国がウクライナに部隊を派遣すれば、NATOとロシアの「避けられない」直接対決のリスクにつながると警告した。2月末の一般教書演説において、ウラジーミル・プーチン大統領も、ロシアへの介入は今、以前の段階よりも深刻な結果をもたらし、核戦争につながるリスクがあると指摘した。
ヌー・タム( RT、アナドル通信によると)
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