イスラエルが同日早朝、同地域から発射されたロケット弾への報復としてレバノン南部で砲撃と空爆を開始したことを受け、イスラエルとレバノンの指導者らは厳しい声明を発表した。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相
ロイター通信は3月22日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の声明を引用し、首相とイスラエル・カッツ国防相が軍に対し「レバノンの数十のテロリストの標的に対して強力な行動を取る」よう指示したと報じた。
ネタニヤフ首相によれば、イスラエルは「自国領土内で起きるすべてのこと」についてレバノン政府に責任を負わせているという。
「イスラエルは自国民と 主権に対するいかなる危害も許さず、イスラエル国民と北部のコミュニティの安全を確保するため全力を尽くす」と彼は述べた。
この声明は、イスラエルが3月22日にレバノン南部から発射されたロケット弾を迎撃し、砲撃と空爆で応戦した後に出された。
イスラエル軍は、レバノン国境から約6キロ(3.7マイル)離れた地域から発射されたロケット弾3発を迎撃したと発表した。昨年11月に米国が仲介した停戦で両国間の紛争が終結して以来、同様の発射は2回目となる。
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イスラエルは、国境の町メトゥラへのロケット弾攻撃の犯人について、現在も調査中だと述べた。レバノンのヒズボラはコメントしていない。
レバノンの国営通信社は、イスラエル軍がレバノン領内約8キロの南部国境の町や丘陵地帯を狙った一連の空爆と砲撃を行ったと報じた。
南レバノン民間防衛隊は、イスラエル軍の襲撃で2人が死亡、10人が負傷したと発表した。イスラエル軍の死傷者に関する報告はない。
国連レバノン平和維持部隊(UNIFIL)は3月22日、国境での暴力行為について警鐘を鳴らした。「この不安定な状況がこれ以上エスカレートすれば、地域に深刻な影響を及ぼす可能性がある」とUNIFILは述べた。
レバノン政府側では、ナワフ・サラム首相が、同国南部における軍事作戦の再開に反対を表明した。「レバノンが戦争と平和の問題に関して断固たる姿勢を示すために、あらゆる安全保障および軍事措置を講じなければならない」と首相は宣言した。
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出典: https://thanhnien.vn/israel-va-li-bang-tuyen-bo-cung-ran-nham-vao-nhau-185250322201324983.htm
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