アイルランド与党の党首サイモン・ハリス氏(写真:ロイター)。
ロイター通信は、アイルランドのサイモン・ハリス教育大臣(37)が与党フィナ・ゲール党の新党首に選出され、レオ・バラッカー首相の後継者となる道が開かれたと報じた。
アイルランド議会は4月9日の会合でサイモン・ハリス氏を首相に正式に選出する予定。
ハリス氏は与党フィナ・ゲール党の党首選に出馬している唯一の候補者だ。
ハリス氏は与党党首に任命された後の演説で、「皆様に感謝申し上げます。本日、責任と謙虚さ、そして継続的な努力をもって、皆様の信頼に応えていくことをお誓いいたします」と述べた。
彼はまた、前任者であるバラッカー氏のリーダーシップを称賛した。若き指導者は、バラッカー氏が国の変革に重要な貢献を果たしたと述べた。「2010年以来、彼の功績は非常に大きなものであると認識し、信じています」と彼は述べた。
3月20日、アイルランドのレオ・バラッカー首相は、個人的な理由と 政治的な理由により突然辞任すると発表した。
バラッカー氏は2017年にフィナ・ゲール党の党首に選出され、首相に就任した。アイルランド史上最年少の首相であり、同国初の公然と同性愛者であることを表明した首相でもある。
2020年の総選挙で両党とも過半数議席を獲得できなかったため、首相としての任期は終了した。両党間の合意に基づき、2022年12月に首相に復帰する予定である。
バラッカー氏は27歳で国会議員になる前は医師だった。2015年、アイルランドの保健大臣として、同性愛者であることを公表した。
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