EUによるロシアに対する制裁は幅広い分野に及び、約1,800の個人および団体が対象となっている。(出典:Shutterstock) |
ロイター通信(英国)は11月13日、EUのジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表が、EU当局がロシア産ダイヤモンドの輸入禁止を含むロシアに対する第12次制裁措置の最終詳細を詰めていると語ったと報じた。
ボレル氏によれば、EUの執行機関である欧州委員会(EC)は11月15日に提案パッケージを承認する可能性がある。その後、提案はEU加盟27カ国の代表者を含むEU理事会に送られ、議論と承認が行われる。
ロシアが2022年2月にウクライナで軍事作戦を開始して以来、EUはモスクワの金融能力を低下させることを目的とした11の制裁措置を発動してきた。これらの措置は幅広い分野に及び、約1,800の個人および団体を対象としている。
EUのボレル上級代表は、この第12次包括措置にはロシア産ダイヤモンドの輸入禁止に加え、石油販売によるロシアの収入を減らすため石油価格の上限を引き上げる措置も含まれていると語った。
EU 外交官らは先週、27カ国からなるEU圏はロシアのダイヤモンド禁止を進めるために主要先進国7カ国(G7)からのゴーサインを待っていると述べた。
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