大統領は、福岡県知事と九州地方の指導者に対し、ビンロン省、 ビントゥアン省、カントー市との協力を推進するよう要請した。(写真:グエン・ホン) |
レセプションで、ヴォー・ヴァン・トゥオン国家主席は、両国の外交関係樹立50周年を祝う機会に日本を訪問できたことを嬉しく思うと述べ、ベトナムと日本の協力と友好関係があらゆる分野で力強く、広範囲に、そして実質的に発展し、100組の地方関係が樹立されるなど、多層的な開発協力が行われていることを評価した。
大統領はまた、九州地方を訪問できたことを嬉しく思うと述べられた。九州地方は、ベトナムと16世紀から交流関係にあり、両国で初演されたオペラ「アニオ姫」を通じてその関係が再現されているほか、大統領が1997年以来この地域での交流プログラムに参加してきた多くの思い出がある場所でもある。
ヴォー・ヴァン・トゥオン大統領は、ベトナムとの多くの分野での協力促進における福岡県知事と九州地方の指導者たちの努力を高く評価した。ベトナムと日本の関係を、アジアと世界の平和と繁栄のための包括的な戦略的パートナーシップへと向上させることが、二国間関係の新たな発展段階を開くと強調し、大統領は、福岡県知事と九州地方の指導者に対し、九州地方とベトナム地方との地方協力ペアの促進、各レベルの交流活動や代表団交流の促進を通じたビンロン省、ビントゥアン省、カントー市との協力促進、特に加工、製造、スマート農業アプリケーション、廃水処理など、地方が強みを持つ分野におけるベトナムへの九州地方企業の投資促進、労働者や研修生の受け入れ拡大、人材育成における協力などを通じて、関係の新たな枠組みの実現に向けて努力するよう求めた。
服部誠太郎福岡県知事と九州地方の複数の自治体の代表は、ヴォー・ヴァン・トゥオン国家主席とベトナム高官代表団の九州地方訪問を歓迎する栄誉を表明し、国家主席に最近の九州地方とベトナムの協力状況を報告した。また、九州地方はベトナム地方との協力強化に非常に意欲的であり、より多くの優秀な労働者と熟練した研修生をベトナムから受け入れ、九州で働いてもらいたいと希望していることを確認した。
ヴォー・ヴァン・トゥオン大統領は、福岡県知事や長崎、宮崎、佐賀、鹿児島など九州地方の複数の自治体の代表者らと会見した。(写真:グエン・ホン) |
服部誠太郎知事と福岡市議会議長は、大統領に対し、福岡県とベトナムの協力全般、そして福岡県とハノイ市との人的交流、文化交流、ハイテク技術移転といった分野における友好協力について報告した。服部知事は、高校生のベトナム研修旅行を再開し、両国の若い世代間の相互理解を促進したいと述べた。
大石憲悟長崎県知事は、16世紀から続く長崎とホイアン市の協力関係、そして長崎とクアンナム省の緊密な関係について大統領に報告しました。宮崎県、佐賀県、鹿児島県の知事は、ベトナム人コミュニティがクアンナム省の社会経済発展に貢献し、両国関係の促進の架け橋となっていることを高く評価し、人材育成分野での協力を推進し、より多くのベトナム人をクアンナム省で就労・留学させていきたいと表明しました。
ヴォー・ヴァン・トゥオン大統領は、福岡県知事と九州地方の指導者らがベトナムとの多分野にわたる協力を推進してきた努力を高く評価した。(写真:グエン・ホン) |
鹿児島県副知事は、鹿児島県はハイズオン省と協力関係にあると述べ、鹿児島県とベトナム間の定期航空便の開設を促進し、鹿児島県とベトナムの経済・観光協力の強化に努めていくことを確認した。
また、会談で大統領は、九州地方のいくつかの地方自治体の指導者に対し、5万5千人のベトナム人のコミュニティがうまく生活し、学び、働くことができるよう支援し、好ましい条件を整備し、日本の地方の発展と両国の良好な友好関係に積極的に貢献するよう要請した。
[広告2]
ソース
コメント (0)