政治家マフムドゥル・アラム・バブ
ダッカ・トリビューン スクリーンショット
AFPはバングラデシュのエリート部隊である緊急行動大隊(RAB)の声明を引用し、全国規模の捜索の後、政治家のマフムドゥル・アラム・バブ氏がインドとの国境付近で逮捕されたと述べた。
50歳のバブ容疑者は、6月14日にジャーナリストのゴラム・ラバニ・ナディム氏の殺害を画策したとして告発されている。ナディム氏はバングラデシュ北部マイメンシン州ジャマルプル県の自宅近くで男たちの集団に暴行され、その後病院で死亡した。
地元警察署長のソヘル・ラナ氏によれば、バブ氏は、ナディム氏が最近の離婚に関連した子供の親権争いについて書いた一連の記事に対して復讐したかったという。
「あるジャーナリストが、ナディムさんが男たちの集団に殴打されたまさにその現場でバブさんを目撃した」とラナ氏はAFPに語った。
ラナ氏は、バブ氏は与党アワミ連盟の地方書記長であり、同党は同氏が殺人事件の容疑者として挙げられた直後に同氏の除名を発表したと述べた。
さらに、この事件で他の6人も逮捕された。
地元記者クラブ会長のシャヒーン・アル・アミン氏はAFPに対し、バブ氏はナディム氏が自身の家族間の争いについて長々と記事を書いたことに腹を立てていると語った。バブ氏はナディム氏を名誉毀損で訴えたが、裁判所は6月13日に訴訟を棄却した。
「翌日、ナディムさんはバブ氏の部下に襲われ、レンガで頭を殴られ、脳出血で死亡した」とアミン氏は述べた。
バングラデシュのジャーナリスト団体は殺人事件後、犯人逮捕を求めて抗議活動を行った。
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