アメリカのF-22戦闘機がアラスカ近郊でロシア機を迎撃した(イラスト写真:NORAD)。
北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は、米軍がアラスカ州に展開してから約2週間後の9月22日、アラスカ州付近を飛行するロシア軍機4機を確認したと発表した。この展開は、同州におけるロシアと中国の軍事演習の激化を受け、米軍が実施する「武力防護作戦」の一環だ。
NORADによると、ロシア機はアラスカの防空識別圏(ADIZ)内の国際空域に現れ、米国やカナダの 領空には侵入していないという。
「アラスカのADIZにおけるロシアの活動は定期的に発生しており、脅威とはみなされていない」と声明は述べた。
NORADは今月、アラスカ付近を飛行するロシア軍機を複数回迎撃した。
米陸軍は、ロシア軍が同地域で行っている軍事演習への対抗措置として、9月12日にアラスカ州シェミア島に第11空挺師団の部隊を派遣したと発表した。同師団は「アークティック・エンジェルズ」の愛称で知られ、通常はアラスカ州のエルメンドルフ・リチャードソン統合基地とフォート・ウェインライトに駐留している。
米国とロシア、そして中国との関係は、特にウクライナ紛争の継続により緊張している。バイデン政権は中国との高官級関係の回復を目指しているものの、ワシントンは依然として中国を軍事的競争相手と見なしている。
11月の米国大統領選挙で誰が勝利するかに関わらず、両国との関係管理は大きな課題となるだろう。
共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏は今月初め、米国は必ずしも中国とロシアをライバル視しているわけではないと述べ、現政権とは違ったアプローチを取る意向を示した。
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出典: https://dantri.com.vn/the-gioi/4-may-bay-quan-su-nga-xuat-hien-gan-alaska-20240924212947101.htm
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